入院中の洗濯物はどうする？病院の洗濯事情や準備しておきたい物を解説
入院をするとなると様々な心配事がありますが、その中の一つに洗濯物をどうするかという問題があるのではないでしょうか。
数日間の入院であれば、多めに下着や洋服を持参して、退院した際にまとめて洗濯をするということができるかもしれませんが、入院期間が長くなるとどこかで洗濯をしなければいけません。
入院中の洗濯事情はどうなっているのでしょうか？
この記事では、入院中の洗濯方法や入院中に洗濯で困らないために事前に準備しておくと良いものなどを紹介します。
入院中の洗濯方法は主に3通り
入院中も肌着や洋服は汗などで汚れるため、取り換えや洗濯をする必要があります。
ただ、病気や怪我によって自分では洗濯をするのが困難な方や、場合によっては住んでいる場所や関係性で近くに洗濯を頼める人がいない方もいるかもしれません。
長期の入院をした経験が無い方の場合、入院中の洗濯方法について全く想像がつかない方も多いでしょう。
では、入院中の洗濯はどのようにしたらよいのでしょうか？
ここからは、入院中の洗濯方法のうちの主な3つを紹介します。
①病院・病棟備え付けの洗濯機（コインランドリー）を使用する
まずは、病院や病棟に備え付きの洗濯機・乾燥機を使用するという方法です。
コインランドリーのように洗濯機が設置されている病院では、利用者が自分の衣類を洗濯機で洗濯するというシステムになっています。
病院にもよりますが、料金は1回500円程度で小銭を入れると使える洗濯施設が多いです。
基本的にはこのような洗濯機は、自動販売機のようにお札を入れたらおつりが出てくるような仕組みではなく、そもそも小銭しか使用できないタイプのものも多いため、病院内の洗濯機の利用を予定している方はあらかじめ小銭を多めに用意しておくと良いでしょう。
病院に設置されている洗濯機は、洗い・すすぎ・脱水までのすべてを行う全自動タイプが多く見られます。
乾燥機能のない洗濯機の場合は、洗濯が終わり次第洗濯物を乾燥機に移す必要がありますが、自分で洗濯物を移動させるのが難しい方はスタッフに手伝ってもらいましょう。
一見楽そうに見えるコインランドリー式の洗濯機ですが、デメリットとして施設のものであるため他の患者も使用しているという点が挙げられます。
ほかの患者の病原菌や汚物、薬品が付着した洗濯物を洗っている可能性もあり、潔癖気味の方や不安な方は病院内のコインランドリーでの洗濯はおすすめできません。
②洗濯代行を利用する
2つ目が洗濯代行を利用する方法です。
病院内にあるコインランドリーを使用するのに抵抗があるという方や、入院中に洗濯をするのが困難な方は、この洗濯代行サービスがおすすめです。
洗濯代行は宅急便等での受け取りや発送に対応している業者も多いため、病院のそばに業者がなくても一定の対応範囲内であれば直接集荷や配達可能です。
料金は業者によって異なりますが、1回当たり約2,000円～3,500円ほどです。
人によっては少し高いと感じるかもしれませんが、家族が遠方に住んでいる場合は家族が病院に来る交通費よりも安く済むでしょう。
ただし、この洗濯代行を利用する場合は、第三者が病院内に荷物を届けることが可能なのか、事前に病院側に確認しておく必要があります。特に最近はコロナなどで、病院内の立ち入りを制限している場所もあります。
実際に代行サービスを予約してから病院側に第三者の立ち入りを断られてしまうことがないように、先に確認しておくと良いでしょう。
自分で洗濯をすることが難しい方にとって、洗濯代行は安心かつ便利な方法です。
病院内で洗濯代行サービスを行っているケースも
病院内で洗濯代行サービスを行っているケースもあります。
有料であることがほとんどですが、入院時に申し込みをすることでコインランドリーでの洗濯や外部のクリーニングを、院内のスタッフを通して依頼できるサービスがあります。
病院に洗濯依頼する場合、病院スタッフは複数の患者さんから衣類を預かるので、紛失防止のため衣類に名前を書いておくと良いでしょう。
病院によっては外部の洗濯業者と提携している場合もあるため、サービスの有無や料金は病院によって異なります。
洗濯サービスの詳細については入院時の案内や入院のしおり、病院のホームページに記載されていることがあるので、利用しようと考えている場合は先に確認しておきましょう
病院で対応していない場合は、先ほど紹介した民間の洗濯代行業者を個人的に利用するのも一つの手です。
③家族に洗濯してもらう
3つ目が家族に洗濯をしてもらう方法です。
家族が病院の近くに住んでいて協力を頼める状態であれば、家族に週一程度に病院に来てもらい、洗濯物を持ち帰って洗濯するかコインランドリーでまとめて洗濯してもらいましょう。
万が一、面会や荷物の受け渡しを禁止されている場合は、宅配での発送や受け取りが可能か確認してみると良いです。面会が禁止の病院でも荷物の受け渡しは可能な場合があります。
また、病院で発送ができない場合、院内に併設しているコンビニなどで発送・受け渡しができるケースもあります。
【番外編】病院でレンタル品があれば利用することも可能
病院によっては入院患者用にレンタル品があるところもあります。
病衣やパジャマ、タオルなどをレンタルすることができるため、毎日新しいものを利用することができるだけでなく、自分で洗濯をする必要がなくなるので洗濯による負担を減らすことができます。
また、家族に洗濯を頼んでいる場合も、タオルとパジャマをレンタル品に変えるだけで洗濯物の量が一気に減らせるので、洗濯物を持ち帰ってもらう頻度を減らすことができるかもしれません。
ただし、肌着や下着などは基本的にレンタルできないことが多いため各自用意が必要です。
サービスの有無や料金は病院によって異なるので、利用を考えている方は入院前などに確認しておきましょう。
入院中に洗濯で困らないために！事前に準備しておきたい物
あらかじめ入院準備をしていても、実際に入院してみると洗濯物に関する思わぬところで困ることが出てくるかもしれません。
入院前に用意しておくと、入院中洗濯の問題が少なくなる物や、大きく手間を省くことができる物があります。
ここからは、入院中の洗濯負担を軽減できるグッズや、コインランドリーを利用したりする場合にあると便利なアイテムを紹介します。
使い捨てのペーパータオルやペーパーショーツ（紙パンツ）
まずは、使い捨てのペーパータオルやペーパーショーツです。
フェイスタオルや体を拭く用のタオルをペーパータオルで代用すると、洗濯物を減らすことができるだけでなく、常に清潔なペーパータオルで体を拭くことができます。
タオルを毎回洗濯していると、厚手のものは特に乾きにくく使いたいときに乾いたタオルがないということもあります。
ペーパータオルは洗濯に関係なくタオルとして使うことができるのが大きなメリットです。
自分で院内の洗濯機を利用している場合や、家族に洗濯物を持ち帰ってもらっている場合でも、タオルの洗濯物が減るだけで洗濯自体の負担を大幅に減らすことができます。
また、濡れたものを拭く時にもティッシュよりも丈夫で使いやすいため、利便性が高く入院生活で重宝されるはずです。
さらに、タオルだけでなく使い捨てのペーパーショーツを利用するのもおすすめです。
紙タイプのショーツにすることでも洗濯の負担を減らしたり清潔に保つことが可能になります。
布ではなく紙で作られているため履き心地はあまり良くありませんが、毎回綺麗なものを使用できるため、かなり衛生的です。
特に、一度履いた下着を洗濯まで放置しておくことに抵抗があるという方はペーパーショーツがおすすめです。
ペーパーショーツは100円ショップの旅行コーナーに5枚で100円ほどで販売されていたり、院内のコンビニなどでも購入できます。
Amazon等のインターネット通販で販売されているペーパーショーツの方が厚手でしっかりしているため履き心地が気になる方にはおすすめです。
洗濯洗剤・柔軟剤
洗濯に必要な洗剤は、コインランドリースペースの自販機で購入できる場合もあります。
ただ、薬局やスーパーで購入するよりも割高で販売されており、長期入院の場合は出費がかさむため持参するのがおすすめです。
洗濯洗剤には様々な種類がありますが、入院時に持ち込むには「ジェルボール」がおすすめです。
入院時に液体洗剤を持ち運ぶのは大変で、症状によっては重いものを運ぶことができない方もいます。ジェルボールタイプの洗剤なら持ち運びも簡単ですし、洗濯機に入れるだけなので簡単に洗濯を終わらせることができます。
洗剤の他に、柔軟剤は「シートタイプ」を使うと良いです。
最近ジェルボールの洗剤を使う方は増えていますが、シートタイプの柔軟剤にはあまり馴染みがないという方もいるでしょう。
柔軟剤シートは、柔軟剤成分を不織布に染み込ませたシートタイプの柔軟剤で、乾燥の際に洗濯機に投入することで、乾燥器内の温度上昇により成分が広がるという仕組みのものです。
液体の柔軟剤と同様の効果が期待でき、衣類をふっくらと仕上げることができます。こちらも重い柔軟剤を持ち運ぶ必要がないため、入院生活には最適です。
ジェルボールや柔軟剤シートは一回使い切りタイプのものが多いため、ゴミも出にくいです。
また、病院内の洗濯機ではなく手洗いを考えている場合はすすぎ残しが心配なため、「すすぎゼロタイプの洗剤」もおすすめです。
すすぎゼロタイプの洗剤は石鹸がベースになっているものが多く、肌や環境にやさしい上に香りも強くないため病室内で干しても迷惑になりにくいです。
その他の洗濯関連グッズ
洗濯の際に使うグッズも用意しておくと良いでしょう。
ハンガー
洗濯物を干すためにはハンガーが必要になります。
ただし、病院によっては室内で洗濯物を干すことが禁止されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
洗濯バサミ
ハンガーと同様に洗濯物を干すためには洗濯バサミが必要です。
手洗いの場合は小さなものを干せる洗濯ロープや折り畳み式のパイプハンガー、S字フックなどがあるとより便利です。
洗濯ネット
特に病院のコインランドリーを利用する場合は、ほかの利用者からも洗濯物の中身が見えてしまうこともあります。
洗濯物の中に下着がある場合など、人から見られたくないものを院内の洗濯機で洗う際や人に頼む際は洗濯ネットを使用しましょう。ネットは手持ち付きのものを選ぶとまとめて運ぶことができるため便利です。
また、網目の細かい不透明なネットを使用すると中身が見えにくくなります。
ファブリーズなどの消臭・除菌スプレー
毎日綺麗な衣服を着るのが理想ではありますが、入院中はどうしても洗濯ができず数日間同じ衣服を着なければいけないことも出てくるかもしれません。
洗濯ができないときの衣服にはファブリーズのような「衣類用スプレー」があると便利で快適に過ごすことができます。
洗濯できないときだけでなく、「たいして汗もかいてないから洗うほどでもないな」といった衣服に使用すると良いでしょう。
ただし、大部屋の場合や同部屋に人がいる場合は迷惑になってしまう可能性があるため、無香料タイプのものを選びましょう。
入院時に洗濯代行をご利用の場合は「オーサムウォッシュ」にお任せ！
入院時に洗濯代行を利用する場合は、「オーサムウォッシュ」にお任せください！
オーサムウォッシュは、洗濯・乾燥・たたみだけでなく、ご希望の時間に集荷や配達も行っている洗濯代行サービスです。
通常の洗濯では落ちにくい汚れも、お湯での洗濯や専用の洗剤を使って綺麗な状態に戻し、スタッフが一枚ずつ丁寧にたたみます。
申し込みはＰＣ・スマホから3クリックで完了します。15時から23時までの集荷・配送が可能で、集配の5時間前まで申し込みや変更が可能です。
料金は業界最安値級のお得な料金体系で、初月は半額で利用することができます。
現在は東京都の以下地域にてサービスを提供しております。
- 新宿区
- 渋谷区
- 港区
- 中央区
- 千代田区
- 目黒区
- 品川区
- 文京区
- 台東区
- 豊島区
上記以外の周辺の区にお住みの方でもご利用を検討中の場合は、ぜひお問い合わせください。
洗濯にお困りで洗濯代行のご利用をお考えのお客様は、まずはお気軽にご相談ください。
オーサムウォッシュの料金
オーサムウォッシュは業界最安値で洗濯代行サービスを提供しています。
月会費プラン
- 初月は申込み日に関わらず、すべてのプランが半額になります。
- 余った分は繰り越して翌月以降に利用できます。
- 例:8個/月プランをご利用の場合は最大4個まで繰り越せます。
| プラン名 | 集配方法 | |
| 受渡し集配 | 不在集配 | |
| 2個/月 | 5,100円 (2,550円/個) | 4,300円(2,150円/個) |
| 4個/月 | 8,800円 (2,200円/個) | 6,800円(1,700円/個) |
| 6個/月 | 13,200円 (2,200円/個) | 10,200円(1,700円/個) |
| 8個/月 | 17,600円(2,200円/個) | 13,600円 (1,700円/個) |
| 10個/月 | 20,000円(2,000円/個) | 15,000円 (1,500円/個) |
| 12個/月 | 24,000円 (2,000円/個) | 18,000円(1,500円/個) |
| 追加購入 | 2,400円/個 | |
