洗濯が嫌い・面倒だと感じてしまう理由は？好きになる方法と改善策を解説

あなたには嫌いな家事はありますか？掃除や洗濯、料理、洗い物など家事にもいろいろありますが、その中でも“嫌われ家事”の代表格と言えるのが「洗濯」です。

しかし、どんなに面倒でも避けては通れないのが洗濯のツライところ。

「どうせやるなら、洗濯を好きになりたい！」という方の為に、今回は洗濯を好きになる方法＆改善策について解説していきます。

洗濯が嫌い・面倒だと感じる理由

洗濯は洗う・干す・たたむなどの工程が多く、人によっては「洗うのは好きだけど干すのが苦手」「干すのは好きだけどたたむのが面倒」という人もいるでしょう。

なぜ洗濯は嫌い・面倒だと感じてしまうのか、まずその理由から紐解くことで好きになるための準備ができます。洗濯が嫌い・面倒だと感じてしまう理由について整理してみました。

理由１:衣類の仕分けなど、洗うまでが面倒！

洗濯はスイッチを押せば洗濯機がやってくれますが、多くの人が面倒と感じているポイントはその前段階の“仕分け”です。

タオル類や色落ちしやすいもの、汚れがひどいものを分けたり、デリケートな衣類は洗濯ネットに入れたりする必要があります。

事前にシミや汚れを落とすのも地味に面倒な作業です。

理由２:何度も洗濯機を回すのが面倒！

オシャレ着やタオル類、シーツなどを分けて洗う場合は、洗濯機を何度も回さなくてはいけません。

水道代や電気代もかかりますし「一度で洗えないのが面倒！」と感じる人は多いでしょう。

理由３:洗濯物を干すのが面倒！

洗い追わった洗濯物は、水分を含んでずっしり重くなっています。それを洗濯機から取り出して干す場所まで運ぶのは、ちょっとした重労働ですよね。

また、一枚一枚シワを伸ばして形を整えながら干して行く作業は、単純でありながら意外と時間がかかります。

衣類によっては陰干しをするなど、干し方にも気を遣わなくてはなりません。外干しする場合は「冬は寒くて、夏は暑い」といった声も多いようです。

理由４:洗い直しが面倒！

洗濯物が突然の雨で濡れてしまったり、風で飛ばされて下に落ちて汚れてしまったり、なかなか乾かずに部屋干し臭がついてしまったり…。

そんな時は、面倒でももう一度洗い直さなくてはなりません。

「せっかく洗ったのに…！」という徒労感、誰しも一度は味わったことがあるのではないでしょうか。

理由5:洗濯物をたたむのが面倒！

洗濯が嫌いな人の声で最も多いのが「たたむのが面倒」というもの。

たたむ工程は、洗う・干す作業に比べて急を要しないため、どうしても後回しになってしまいがち。

また、一枚一枚きれいにたたむには時間もかかりますし、家族がいる場合は仕分けする必要も出てくるため、面倒と感じてしまう人が多いようです。

理由6:終わるまでに時間がかかる！

洗濯は「洗濯物の仕分け」から「たたんでしまう」まで実に様々な工程があり、他の家事に比べて時間がかかります。

特に洗濯物がたまっているときなどは、一日がかりになることも。

せっかくの休日が洗濯で潰れてしまうと、ちょっぴり残念な気持ちになりますよね。

理由7:自分のタイミングで洗濯できない！

「今日は時間があるから洗濯しよう！」と思っても、天気が悪いと洗濯ができません。

このように、自分のタイミングで動けないというのも洗濯の特徴です。

また、集合住宅の場合は早朝や深夜に洗濯機を回すと騒音の原因になるため、洗濯できる時間帯も限られています。

他の家事に比べてタイミングを見計らうのが難しい家事と言えるでしょう。

洗濯を好きになる方法と改善策

では、どうすれば洗濯を好きになることができるのでしょうか。

洗濯を楽しく＆ラクにする改善策について考えてみました。

改善策１:ドラム式洗濯乾燥機にかえてみる

洗濯物を干すのが面倒な人は、思い切って乾燥機付きのドラム式洗濯機にかえてみるのはいかがでしょうか。

ボタンひとつで洗濯から乾燥までやってくれる洗濯乾燥機は、洗濯時間の大幅な時短につながります。

家事と仕事を両立する世のワーキングマザーたちからも絶大な支持を得る神家電のひとつです。

改善策２:バスタオルをミニサイズに変えてみる

洗うのが面倒ならば、洗濯物を減らすのも一つの方法です。

洗濯物の中でも厄介な存在といえるのがバスタオル。

バスタオルのサイズを小さくすればフェイスタオル感覚でサッと干せますし、乾くまでの時間もぐっと早くなります。

改善策３:落ちない汚れは洗濯グッズに頼る！

汚れが落ちやすい洗濯ブラシや、ケース付きで使いやすい棒石鹸、汚れ落とし洗濯ボール、折り畳み式のタライなど、最近ではホームセンターや100円均一などでたくさんの洗濯グッズが販売されています。

汚れがきちんと落ちれば、洗濯もちょっぴり楽しくなるかも…！

改善策４:時短アイテムで干す時間を減らす！

干すのが面倒な人は、時短グッズを大いに活用しましょう。

干す&取り込む手間を大幅に削減することができます。

タオルハンガーを使う

バスタオル専用のハンガーを使えば、大判サイズのタオルでも場所を取らずに干すことができます。

吊り下げタイプやスタンドタイプ、壁掛けタイプなどいろいろな種類があるので、自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか。

靴下などの小物類は平干しネットを活用！

靴下などのこまごました洗濯物は、ひとつずつピンチに挟んで干すのがちょっと面倒…。

平干しネットを活用すれば、上に並べるだけでOK。取り込むのも簡単です。

ただし強風の日は風に飛ばされないように注意しましょう。

ワンタッチで外れる洗濯ハンガーを使う

一度にたくさんの洗濯物を干せる洗濯ハンガーですが、取り込むときに両手を使って一つずつ外すのが面倒ですよね。

引っ張るだけの洗濯ハンガーなら、文字通り「引っ張るだけ」なので、ものの数秒ですべての洗濯物を外すことができます。

他にも、ワンタッチで洗濯物が外れる連結ハンガーなどもオススメです。

改善策５:干す場所や干し方を工夫してストレス減！

あなたは洗濯物をどこで干していますか？

洗濯物をベランダなどに持って行ってから干すと、何度も往復しなくてはならず、時間も手間もかかってしまいます。

洗濯機の近く（浴室など）でハンガーなどに干してしまってから、まとめて持っていくのがオススメです。

また、洗濯カゴは屈まずに中身を取れる位置に置くのがポイント。

小さなことですが、ストレスがぐんと減ります。

改善策６:ハンガー収納にしてたたむ手間をなくす！

衣類を“オールハンガー収納”にすれば、洗濯物をハンガーから外してたたむ手間がなくなります。

オールハンガー収納とは、ハンガーにかけて干した洗濯物をたたまずに、そのままクローゼットにしまうというもの。

そのぶんハンガーを掛ける収納スペースが必要になりますが、たたむのが嫌いな人は取り入れてみてはいかがでしょうか。

改善策７:好きな香りの柔軟剤やリネンウォーターを見つける

いい香りに包まれると、ちょっぴり気分がよくなりますよね。

お気に入りの柔軟剤やリネンウォーターを使用すれば、嫌いな洗濯も楽しめるかもしれません。

時短テクニックや、洗濯が楽しくなる方法を探してみよう！

洗濯が嫌いな人や面倒と感じている人は、まず「洗濯の何がイヤなのか」を分析し、その解決法を見つけましょう。

洗濯機を買い替えるのは少々ハードルが高いかもしれませんが、便利グッズや時短テクニックを利用したり、お気に入りの洗剤を見つけたりして、洗濯のストレスを減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか。

それでも「たまには洗濯から解放されたい！」と思ってしまう時は、「洗濯代行サービス」を利用してみるのも一つの方法です。

洗濯代行サービスとは、普段着ているTシャツやジーンズ、バスタオル、シーツなどの、いわゆる“日常的な洗濯”を代行してくれるサービスのこと。

洗濯物を専用のバッグに入れて渡すだけで、洗濯～乾燥～洗濯物を手でたたむところまで、専門のスタッフが代行します。

スマホから気軽に申込みでき、集荷も配送も玄関先で完結するので、「今日頼みたいな…」と思った時に即日利用が可能。

不在でも宅配BOXやドアノブに掛けるなどの対応ができるため、家を不在にしがちな方でも安心です。

さまざまな便利グッズやサービスを利用しつつ、苦手な洗濯と無理なく付き合っていくことが、洗濯嫌いを克服する第一歩かもしれません。