大学生はいつ洗濯すべき?最適なタイミングを解説!
学業にサークル活動、アルバイトなど、何かと忙しい大学生活。
一人暮らしや寮生活の人も多く、「洗濯する時間が無い…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は大学生が洗濯するベストなタイミングについて解説します。
あなたはいつ派?大学生が洗濯するタイミング
実家を離れて一人暮らしをしている場合、洗濯物も一人分なので1日で洗濯機がいっぱいになることはありません。
そのため大学生の洗濯頻度としては「2~3日に1回」という人が多く、平日の朝(通学前)や夜(帰宅後)などにおこなう人が多いです。
また朝早くから授業がある人や帰宅時間が遅い人は、週末にまとめて洗うケースも。
本記事では「朝型」「夜型」「休日型」の3パターンに分けて、メリットやデメリットを解説していきます。
朝に洗濯するメリット・デメリット
朝起きてから通学するまでの間に洗濯をし、帰ってきてから洗濯物を取り込む「朝型」。
朝に洗濯をするからこそのメリットやデメリットについてみてみましょう。
メリット①洗濯物が夕方までにしっかり乾く!
朝のうちから洗濯物を干せば、お日様の下でしっかりと乾かすことができます。
帰宅時にはすっかり乾いているので、あとは洗濯物を取り込んで畳むだけ。
無駄な時間がなく、とても効率的なやり方といえるでしょう。
メリット②週末や夜の時間を自由に使える!
平日の朝に洗濯を片付けてしまうことで、疲れて帰ってくる平日の夜や、週末をゆっくりと過ごすことができます。
友達と遊びに出かけたり、趣味の時間に費やしたり、洗濯を気にせず過ごせるのは嬉しいですね。
とくに平日の夜はリラックスタイムとしてばたばたしたくない人も多いため、その時間に余暇を楽しめるのは大きなメリットでしょう。
デメリット①朝の仕度に余裕がなくなる
朝の限られた時間内で洗濯をこなすのは、ちょっとしたコツや慣れが必要です。
洗濯機を回す時間や、洗濯物を干す時間など、“時間配分”を考えながら動かなくてはなりません。
朝起きるのが苦手だったり、家事を効率よくこなすのが苦手だったりする人にとっては、朝の洗濯はややハードルが高いかもしれません。
デメリット②外干しすると防犯上気になる点も
洗濯物を長時間外干しするのは、防犯面で不安な点も。
とくに女性の場合、衣服の種類などから「女性の一人暮らし」であることや年齢を特定されてしまう恐れがあります。
道路などから見えないように干したり、目隠しを設置したりするなどの配慮が必要です。
デメリット③外出中に雨が降る可能性も!
外に干して外出した場合、気になるのがお天気ですよね。
突然の雨に見舞われて洗濯物が濡れてしまったり、強風で飛ばされてしまったりする恐れがあります。
外出中も「洗濯物は大丈夫かな?」と、頭の隅で意識し続けなければならないのが朝洗濯のデメリットです。
夜に洗濯するメリット・デメリット
家に帰ってきてから寝るまでの時間を利用して洗濯をする「夜型」。
夜に洗濯をするからこそのメリットやデメリットを解説します。
メリット①時間を気にせず洗濯できる
家に帰ってから就寝までの時間に洗濯をするため、「朝型」に比べて余裕を持てるのが「夜型」の大きなメリット。
洗濯機を回している間にテレビを見たり、勉強をしたり、お風呂に入ったり…隙間時間を有効に使うことができます。
「やっぱり今日はいいや」と、やらないという選択肢も残しておけるのもポイントですね。
メリット②冬場に部屋干しすれば乾燥対策になる
夜に洗濯する場合、基本的には部屋干しをすることになるでしょう。
空気の乾燥が気になる冬場は、濡れた洗濯物を室内で乾かすことで乾燥対策になります。
暖房のおかげで洗濯物も早く乾きますし、一石二鳥というわけです。
また、春先などは部屋干しすることで花粉症対策にもつながります。
デメリット①時間によっては近所迷惑になる
夜に洗濯する場合は、洗濯機の音が響いて近所迷惑になることも。
夜9時以降は使用を控えるなど、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。
洗濯機がベランダや屋外に設置されている部屋ではとくに注意が必要です。
デメリット②部屋干しは臭いが気になる
夜に洗濯する際、多くの場合夜干しを避けて部屋干しをするはずです。
しかし部屋干しの場合、気になるのが生乾き臭ですよね。
生乾きを防ぐには、素早く衣類を乾かすことが大切です。
間隔を空けて干す、換気扇やサーキュレーターを活用する、カーテンレールには干さないなどの工夫をしましょう。
休日に洗濯するメリット・デメリット
週末など、休みの日にまとめて洗濯する「休日型」。
休日に洗濯をするからこそのメリットやデメリットについて紹介します。
メリット①時間を気にせず洗濯できる
平日に比べ時間に追われることがないため、その日の予定に合わせて好きな時間に洗濯できるのが「休日型」の特徴です。
洗濯物をまとめて洗って一気に干せるので、家事時間の時短や電気代節約にもつながります。
予定も調整しやすいため、なにかに追われることなくゆっくり洗濯ができるでしょう。
メリット②平日にバタバタせずにすむ
家を出る時間が朝早い人や、アルバイトで帰りが夜遅い人など、平日に洗濯する余裕がない人も多いでしょう。
その際、「洗濯するのは休日だけ」と決めてしまえば、平日にバタバタせずに済みます。
結果として、平日の生活にもゆとりが生まれるでしょう。
デメリット①洗濯物の量が多くて干しきれない
まとめて一気に洗えるのが「休日型」の魅力ですが、洗濯物の量が多すぎて干しきれない場合も。
賃貸住まいの場合はベランダが狭かったり、室内に干す場所がなかったりする場合が多いので、洗濯物のため込みすぎにも注意が必要です。
そのように1日当たりの洗濯回数が増えてしまって、乾燥に時間がかかるかもしれないという点は覚えておきましょう。
デメリット②アルバイトの時間がとれない
休日にたまった洗濯物を片付けていると、あっというまに半日が過ぎてしまいます。
しかし学生さんの中には、土日はアルバイトのシフトを入れたいという人も多いはず。
「貴重な週末を洗濯に費やしたくない」という人は、こまめに洗濯する方がよいでしょう。
デメリット③休日に天気がいいとは限らない
休日に洗濯したくても、その日が晴れるとは限りません。
部屋干しするスペースにも限りがありますから、たまった洗濯物をすべて洗いきれない恐れもあります。
梅雨など雨の多い時期は洗濯物がたまる一方になってしまうので、よくよく注意しましょう。
大学生が物件を選ぶ際の注意点
家賃や立地、間取り、日当たりなど大学生が物件を選ぶ際のポイントはいくつかありますが、“洗濯環境”が整っているかどうかも確認しておくとよいでしょう。
洗濯機の設置場所や広さ、洗濯物を干すスペースがあるかどうかなど、一人暮らしの部屋を選ぶポイントについて詳しく解説します。
洗濯機置き場はどこにあるか
広めの物件や築浅の物件であれば、洗濯機置き場は室内にある場合がほとんどですが、築年数が古い場合はベランダや玄関脇にあるケースも。
そして屋外に洗濯機置き場があると、洗濯機が直接日光や雨風にさらされてしまいます。
天気や洗濯時間を気にすることはもちろん、洗濯機カバーなどで対策をする必要が出てくるので覚えておきましょう。
洗濯機スペースのサイズはどうか
洗濯機置き場のサイズや、洗濯機スペースの広さもしっかり確認しましょう。
とくに、ドラム式洗濯機を使いたいという人は要注意。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて奥行きや幅が広いため、洗濯機置き場や防水パンに収まらないケースがあります。
またドラム式洗濯機を置く場合は、ドアを開閉できるスペースがあるかもチェックしてみてください。
洗濯物を干す場所はあるか
外干しする場合は、ベランダ・バルコニーがあるかどうかも重要なポイントです。
また、雨をよけられる屋根や庇がついているか、広さはどのくらいかなども確認しておきましょう。
窓が道路に面している部屋の場合は、洗濯物を干した時に外からどの程度見えるかもチェックしておくとよいです。
部屋干しできる環境かどうか
日中はあまり家にいないなど、部屋干しをメインで考えている人は、部屋干ししやすい環境かどうかもチェックする必要があります。
たとえば、居室に室内物干し用のフックがあったり、浴室に乾燥機能がついていたりする物件は部屋干しに適しているといえるでしょう。
部屋干しできるかどうかによっても洗濯ルーティーンは決まってしまうので、しっかり確認しておくべきです。
防犯面が不安な場合は学生寮を選ぶ
防犯面で不安がある人は、学生寮や学生マンションを選ぶのがおすすめです。
常駐の管理人がいたり、入り口にオートロックがついていたりと、セキュリティ体制が整っています。
洗濯は備え付けの洗濯機を利用したり、共有のランドリールームを使用したりするケースも。
大学生が洗濯機を選ぶ際の注意点
縦型やドラム型など、洗濯機にもいろいろな種類がありますが、自分にぴったりの洗濯機を選ぶにはどんな点に注意すればいいのでしょうか。
容量やサイズ、機能など、大学生が洗濯機を選ぶ際に注意するべきポイントについてみてみましょう。
洗濯機の容量・サイズを確認する
大学生の一人暮らしの場合、5~7kgの容量が使いやすくおすすめです。
2~3日おきにこまめに洗濯する人は5kg以下の小さい容量でもOKですが、まとめ洗いする人や毛布などを洗いたい場合は7kg以上の洗濯機を選ぶといいでしょう。
また、高機能の洗濯機はサイズが大きい傾向があるため、洗濯機置き場のサイズ・搬入経路の確認も忘れずに。
音が静かなものを選ぶ
アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合は、騒音にも配慮する必要があります。
早朝や深夜に洗濯をすると近隣から苦情が来る恐れも。
朝や夜に洗濯したい人は、稼働音が45dB以下の静かな洗濯機を選ぶのがおすすめです。
乾燥機付きのものを選ぶ
最近は縦型・ドラム型を問わず、一人暮らし向けの乾燥機付きのモデルが数多く出ています。
洗濯物を干すスペースがなかったり、洗濯物を干すのが面倒だったりする人は、乾燥機能がついている洗濯機を選ぶのがおすすめです。
大学生が洗濯物を干す際の注意点
そもそも「洗濯物を干すのが面倒」と感じている人は多いはず。
かといって干し方を間違えてしまうと洗濯物がなかなか乾かなかったり、イヤな臭いの原因になったりしてしまうため、手を抜くのも難しいでしょう。
大学生が洗濯物を干す際に注意すべきポイントについて紹介します。
洗濯物を洗濯機に入れたままにしない
洗濯物を干すのを後回しにして、うっかりそのまま放置…。
ついやりがちな“干し忘れ”ですが、洗濯物を洗濯機の中に放置してしまうとカビや雑菌が増殖し、イヤな臭いの原因に。
とくに大学生の場合、着回しも多いはずなので洗濯物に嫌な臭いがつくのは避けたいはずです。
洗濯が終わったら、洗濯機からすぐに洗濯物を取り出しましょう。
1~2時間放置してしまった場合は洗い直すことを検討してください。
外に干す時は防犯意識をしっかり持つ
皆さんの洗濯物は、道路から丸見えになっていませんか?
とくに女性の場合、軒先に干してある洗濯物の種類やデザインなどから、性別や家族構成を読み取られる危険性があるので注意しましょう。
また、長時間外に洗濯物を干しっぱなしにしている部屋は、空き巣のターゲットになりやすいという情報も。
外干しする際は外から見えないよう工夫して、乾いたらすぐに取り込むことが大切です。
部屋干しの場合は匂い対策をしっかりと
部屋干しする場合は、生乾き臭がしないようにしっかりと対策をしましょう。
臭いの原因は、洗濯物に残った汚れや洗濯槽のカビ。
生乾き臭を防ぐには、洗濯槽を清潔に保つほか、干し方にも工夫が必要です。
ピンチハンガーに干す場合は、両端に長い物を、中心に短い物を干す「アーチ干し」がおすすめ。
風の通り道ができ、洗濯物を早く乾かすことができます。
自分に合うやり方を探して少しずつ家事に慣れていこう
初めての一人暮らしで、慣れない家事に苦戦している大学生も多いはず。社会人になるとまた違った生活になるため一過性の悩みではあるものの、貴重な学生生活を楽しむためにも早めに慣れたいところでしょう。
少しずつ自分に合うやり方を見つけていけたらベストですが、学校が忙しくてなかなか洗濯をする時間がない時は、「洗濯代行サービス」を利用してみるのも一つの方法です。
洗濯代行サービスとは、Tシャツやジーンズ、バスタオルといった、いわゆる“日常的な洗濯”を代行するサービスのこと。
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洗濯・乾燥はすべて個別で行うため、他人の洗濯物と一緒になる心配もありません。
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忙しくも貴重な大学生活、どうしても家事の時間を確保できないときは、思い切って代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。