洗濯代行ブログ

洗濯機を回すのは1回いくら?水道料金・電気料金の平均と節約方法を紹介!

近年、物価や電気料金・ガス代などの光熱費が大きく値上がりするというニュースを頻繁に目にするようになりました。

光熱費などの節約を考える機会が増える中、毎日の洗濯機で使う電気料金、水道料金は一体どのくらいなのでしょうか。

あわせて、誰でもすぐに実行できる節約方法も調べてみました。

洗濯機の型によって水道料金・電気料金は異なる

家電は日々進化を遂げ、各メーカーから毎年便利になった新機種が登場しています。

水道料金や電気料金の節約を考えた時に、まずは今使用している洗濯機の型や種類を把握しておくことが重要となります。

洗濯機は、縦型とドラム式、乾燥機能などによってタイプが分かれ、それぞれ使う水の量や消費電力が異なります。

現在使用している洗濯機のメーカーや機種名、製品番号、生産された年代などをネット検索や説明書で調べてみるとよいでしょう。

縦型洗濯機の水道料金・電気料金

コンパクトでスリムなサイズの縦型洗濯機は、狭いスペースに設置しやすく、ドラム式洗濯機と比べて、価格がリーズナブルな点も魅力です。洗濯槽の回転軸による縦遠心力を利用し、大量の水を使ってじゃぶじゃぶと洗えるため、泥汚れなどをよく落とします。

では、下記の洗濯機をモデルとして、洗濯1回あたりの電気料金や水道料金を実際に計算してみましょう。

■例:縦型洗濯機モデルスペック
〇洗濯・脱水の容量:10kg、乾燥容量:5kg
〇洗濯時の消費電力:320W、乾燥時は最大で1100W
〇消費電力量:定格洗濯時60Wh、定格洗濯乾燥時(20℃時)2290Wh
〇使用水道量:定格洗濯時110L、定格洗濯乾燥時131L

≪洗濯のみの電気料金≫

まずは洗濯のみを行った場合の電気料金についてです。

※電気料金単価は、「公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会」による目安単価「31円/kWh(税込)」(2023年7月時点)を用いて計算します。

電気料金は「消費電力量(Wh)÷1000×電気料金単価(円/kWh)」で求められます。上記スペックで計算してみると、洗濯1回あたりの電気料金は0.06×31=1.86円となります。

≪乾燥を使用した場合の電気料金≫

続いて、縦型洗濯機の乾燥機能を使った場合です。

乾燥機能付きの縦型洗濯機では、主に「ヒーター乾燥方式」が採用されています。

さらに「ヒーター乾燥方式」には、冷却水を使って除湿をしながら乾かす「水冷・除湿タイプ」と、湿気を含んだ空気を槽内から排出する「排気タイプ」の2種類があります。「排気タイプ」のヒーター乾燥は、冷却水を使わずに乾燥するため、水道料金が抑えられるのが特徴です。

では、上記モデルスペックを用いて電気料金を計算すると、乾燥1回あたりの電気料金は2.29×31=70.99円となります。

■縦型洗濯機の水道料金の計算方法

洗濯1回あたりの水道料金は、「使用水道量×1Lあたりの水道単価」で計算できます。

1Lあたりの水道単価を地域別と使用量の平均値である「1L=0.24円」とした場合、上記のモデルスペックでは「110L×0.24円」となるため、洗濯1回あたりの水道料金は「26.4円」となります。

 

ドラム式洗濯機の水道料金・電気料金

洗濯機と乾燥機が1台のサイズに収まり、スタイリッシュなデザインで人気のドラム式洗濯機。洗濯槽が斜めや横向きのドラム式は、洗濯槽が回転することによる「たたき洗い」と、小刻みな動きによる「もみ洗い」が特徴。縦型よりも水の使用量が大幅に少なく、洗剤の濃度を濃くできるため、皮脂汚れを効果的に落とします。

■例:ドラム式洗濯機モデルスペック
〇洗濯・脱水の容量:11kg、乾燥容量:6kg
〇洗濯時の消費電力:電動機230W、電熱装置1000W、最大1190W(温水時)
〇消費電力量:定格洗濯時68Wh、定格洗濯乾燥時(標準モード)890Wh、定格洗濯乾燥時(省エネモード)620Wh.
〇標準使用水量:定格洗濯時78L、定格洗濯乾燥時55L

 

≪洗濯のみの電気料金≫

上記のドラム式洗濯機をモデルとした時の洗濯1回あたりの電気料金や水道料金は、下記の通りです。

※電気料金単価は、「公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会」による目安単価「31円/kWh(税込)」(2023年7月時点)を用いて計算します。

上記のモデルスペックで計算してみると、洗濯1回あたりの電気料金は0.068×31=2.108円となります。

≪乾燥を使用した場合の電気料金≫

縦型洗濯機にも乾燥機能付きのモデルはありますが、短い時間で効率的に乾燥させるならドラム式洗濯機が最適です。

ドラム式の乾燥方式には、湿気を含んだ空気を除湿し機外に排水、乾いた温風で乾燥させる「ヒートポンプ方式」、ヒーターで加熱した室温プラス約15℃の低温風で乾燥する「低温風パワフル乾燥(排気タイプ)」、縦型洗濯機と同様の「ヒーター乾燥方式(水冷・除湿タイプ)」があります。

上記のモデルスペックで計算してみると、乾燥(標準モード)1回あたりの電気料金は0.89×31=27.59円となります。

 

■ドラム式洗濯機の水道料金の計算方法

ドラム式洗濯機は使用する水の量が少ないのが特徴のひとつ。そのため、水道料金はやはりドラム式の方が安い傾向にあります。

1Lあたりの水道単価を地域別と使用量の平均値である「1L=0.24円」とした場合、上記のモデルスペックでは「78L×0.24円」となるため、洗濯1回あたりの水道料金は「18.72円」となります。

洗濯時の水道料金・電気料金の節約テクニックを紹介

電気料金や水道料金はまとめて請求がくるため、その中で洗濯がどれほどを占めるのかは把握しづらいのではないかと思われます。自宅の洗濯機が使用する電気料金・水道料金を知った上で、毎日の洗濯で簡単にできて即効性がある節約テクニックを考えてみましょう。

なるべくまとめて洗濯する

世帯人数やライフスタイルによって違いはありますが、日本では毎日洗濯をするという家庭が多いのではないでしょうか。

一人暮らしや二人暮らしなど、世帯人数が少ない場合や、外出せず、あまり衣類が汚れないという場合は、洗濯物を数日分ためて、まとめて洗うという方法がおすすめです。洗濯の回数を減らすことは、単純に電気料金・水道料金の節約につながります。

ただし、洗濯回数を減らすことだけにこだわり、洗濯機に詰め込みすぎるのは良くありません。洗濯機の容量いっぱいまで詰め込むと、水流が発生しづらく、汚れが落ちにくくなってしまいます。その結果、キレイに洗えないばかりか、電気や水を多く使うため、節約としては逆効果。一度に洗濯する量は、洗濯機に入る量の8割程度が理想的です。洗濯物の量とあわせて、適切な洗濯機の使い方で節約を心がけましょう!

スピードコースを利用する

ほとんどの洗濯機では、「標準モード」をはじめ、「お急ぎモード」「おまかせコース」「ドライコース」など、さまざまな洗濯モードから最適なコースを選べるようになっています。

「お急ぎモード」は、機種によって「スピードコース」や「時短モード」などその名称はさまざまですが、いずれも「洗濯にかかる時間を短縮できる」というもの。さらに、使用する水の量が少なめに設定されているので、時間・電気の節約にもつながります。そのため、特に急いでいない時や、汚れがひどくないものばかりの時は、「お急ぎモード」の使用がおすすめです。

また、水道料金を節約できる方法として、すすぎの回数を減らすことも有効です。今どきの液体洗剤は泡切れが良いため、すすぎ1回で十分な場合があります。

ただし、お肌がデリケートな方や赤ちゃんのいる家庭、やはり1回のすすぎでは心配という方は、「すすぎ1回対応」と記載のある専用洗剤を使うか、通常のすすぎ2回で洗濯をするとよいでしょう。

お風呂の残り湯を使う

先ほどの電気料金・水道料金を計算した際、洗濯1回につき、電気料金よりも水道料金のほうが多く費用がかかる、ということがわかりました。

洗濯における光熱費の削減として、手っ取り早いのが水道料金を減らすこと。すなわち、お風呂の残り湯を洗濯に活用することです。

脱衣所に洗濯機置き場が設置されていたり、浴槽と洗濯機をつなぐホースも多くの洗濯機に標準装備されていたりするので、すでに節約術として取り入れているご家庭は多いことでしょう。

お風呂の残り湯を使って洗濯することで、使用する水道料金を大幅に節約できます。洗濯機では洗いとすすぎで水を使用しますが、臭いや雑菌などが気になる場合は「洗い」のみでお風呂の残り湯を使用します。

また、残り湯を使用する場合は、雑菌の繁殖を防ぐため、なるべく早く使用すること、入浴剤の使用は避けるといった注意も必要です。

重い衣類は下の方に入れる

実は洗濯を始める時に、入れ方をちょっと工夫するだけで、汚れ落ちがよくなったり、大切な衣類を傷つけることを防ぐことができるのです。特に縦型洗濯機の場合、入れる洗濯物の順番を工夫するだけで、洗濯機の回転がスムーズになり、汚れの落ち方が違ってきます。

底のほうにシーツやバスタオル、デニムといった大型で重い物を、その次にフェイスタオルやTシャツなど、最後に下着などの軽い物の順に入れると、回転がスムーズになり、汚れ落ちがよくなります。また、汚れがひどい物は、汚れが付いているほうを外側にし、回転が強い洗濯槽の底の方に入れると、汚れが落ちやすくなります。

汚れが落ちずに洗い直したり、洗剤の量を増やしたりといったことがなくなるため、節約につながります。

電気料金が安い時間帯に洗濯する

通常、一般的な電力プランは、電力使用量に応じて電力料金の単価が変わり、時間帯によって電力料金が変わることはありませんが、2016年に電力自由化がスタートしたことから、現在はさまざまな会社が多様なプランやサービスを提供しています。

多くの電力会社では、別途申し込みを行うことで夜時間の電力料金が割安となる専用プランが用意されています。

電力会社やプランによって対象となる時間帯は異なりますが、だいたい21時前後~翌朝8時前後が多いようです。家庭に合った専用プランを契約し、家電を使った家事を電気料金が安い時間帯に行うようにすることで、電気料金が割安になります。

先ほどの電気料金の計算結果を見てみると、洗濯の場合は乾燥を使うと費用がかさみがち。電気料金が安い時間帯を上手に使って、節約に活かしましょう。

時間がある時は乾燥機を使わず外干し・室内干しをする

乾燥1回にかかる電気料金は、約50円程度。毎日1回乾燥機能を使った場合、1カ月で約1,500円、年間では約18,000円もの電気料金がかかることになります。

そのため、電気料金を減らしたい時に取る最善策は、乾燥機能を使わない、もしくは乾燥の回数を減らすことだと言えます。洗濯物を急いで乾かしたい、雨が続いて洗濯物が干せないなど、どうしても乾燥機能が必要な時以外は、なるべく使わない方が電気料金の節約になります。

乾燥機を使えば、干す手間が省け、早く洗濯物が乾くというメリットはありますが、電気料金の面から見ると、外干しや室内干しで洗濯物を乾かすほうが断然安上がり。

洗濯物を干す時間や気持ちの余裕がある時には、乾燥機能を使わず、なるべく自分の手で干すようにしましょう。

最新の製品の方がエコ設計なことも!買い替えも検討してみては?

洗濯機の寿命は約10年と長いため、故障やライフスタイルに変化がない限りは買い換えを検討することはあまりないかもしれません。

しかし最新式の洗濯機は省エネ性能に優れているものが多く、旧式のものに比べて、洗濯1回にかかる電気料金や水道料金が抑えられるようになっています。つまり数年前に購入した洗濯機を使い続けるより、最新式に買い換えた方がお得になることもあるのです。

例えば、10年前の洗濯機と最新式の洗濯機の消費電力量にスポットを当ててみると、約40%も消費電力量が異なります。実際の電気料金を計算してみると、洗濯1回につき、その電気料金は約3円から約2円に下がっているのです。

さらに旧式では洗濯時間が約50分もかかりますが、最新式の洗濯機では洗濯時間が約30分に短縮。電気料金が約1円減った上に、洗濯にかける時間も大幅に削減できるようになりました。

買い換え時には、洗濯・乾燥の頻度、容量、使い方などしっかりと吟味し、洗濯機の価格、ランニングコストもあわせてご家庭に見合った洗濯機を選ぶことが必要です。

実はコスパがいい!洗濯代行サービスをチェック

自宅で洗濯をした場合、およそどれくらいの電気料金・水道料金の光熱費がかかっているのか解説しました。

干し方や乾かし方などケースバイケースですが、洗濯・乾燥での光熱費は1回につき約43~80円程度となります。

自宅で洗濯をした場合は、さらに洗濯物を干したり取り込んだり、たたんだり……といった家事の手間や時間もかかります。

光熱費だけでなく、洗濯や乾燥で拘束される時間、たたむ手間を「人件費」として考慮すると、日々の負担になる家事であることは間違いありません。

そこで、洗濯の負担を減らし、日々に余裕をもたらす方法のひとつとして、洗濯代行サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、単純に洗濯にかかる電気・水道料金だけで比較すれば、自宅で洗濯するほうがコスパは良いのですが、忙しい時などに自宅で洗濯する頻度を減らし、家事の負担を軽くするといった使い方ができます。

「オーサムウォッシュ」では、集配費込みの多様な月会費プランをご用意。洗濯代行サービスを利用することで、月に数日でも洗濯のことを気にしなくても良い解放感をぜひ味わってみてください。


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