共働き家庭はいつ洗濯する?子育て中・アパート住みなど状況別に解説
夫婦ともに忙しい共働き家庭とはいえ、生活をしていれば汚れた衣類やタオル類が毎日溜まり、見て見ぬふりができなくなる家事が「洗濯」です。
この記事では、生活環境や世帯など状況に分けて、少しでも時短でき、効率よく洗濯ができる方法をご紹介します。
共働きの人はいつ洗濯するのがいい?時間帯ごとのメリット
夫婦やカップルで働いているとお互いに忙しいのはもちろんのこと、勤務時間の違いで生活時間帯がずれるケースもあって、洗濯機を回すベストタイミングにお悩みの方も多いと思います。
まずは洗濯するタイミングを「朝派」「夜派」「休日派」の3パターンに分けて、それぞれのメリットを挙げていきましょう。
「朝派」のメリット:朝やれば帰宅時には乾いている
早朝から出勤前に洗濯を済ませる「朝派」の最大のメリットは、やはり太陽の光に当てて洗濯ものを乾かすことができること。
カラリと晴れた日に、洗濯ものを天日干しするのは大変気持ちの良いものです。
室内干しよりも風通しがいいので、雑菌の繁殖が抑えられ、消臭やダニ防止の効果も期待できます。
また、太陽は無料で使える貴重な自然エネルギーなので、乾燥機や除湿器などの余分な光熱費がかかることなく、お財布に優しいのもポイントです。
天気の良い日の朝に洗濯ものを干しておけば、ほとんどの場合、夕方には乾いています。
帰宅後に洗濯物を取り込み、家事や育児の合間に洗濯ものを畳んだり、整理して寝室や個室などに戻したりする習慣をつけておけば、衣類の出しっぱなしも防げてリビングがすっきりと片付くでしょう。
「夜派」のメリット:時間を気にせずゆっくりできる
勤務先から帰宅してから洗濯をする「夜派」のメリットといえば、なんといっても時間に余裕があることです。
帰宅後は時間に追われることがないため、晩御飯の支度といった他の家事と並行したり、用事を済ませながら洗濯をおこなったりすることができます。
帰宅直後や入浴後などその日の都合に合わせて洗濯機のスイッチを入れ、寝る前までに干す作業を終えれば良いので、気持ちに余裕もできるでしょう。
ただでさえ忙しい朝に洗濯作業をプラスしてバタバタするのはイヤだという人には、夜に洗濯することが断然おすすめです。
また、入浴後に洗濯する場合は、お風呂の残り湯をすぐに使えるので経済的かつ衛生的です。
お風呂の残り湯は、時間が経つにつれ雑菌が増殖してしまうため、残り湯を洗濯に使用するなら、可能な限り入浴直後が望ましいでしょう。
さらに衛生面を考慮するなら、その日に着た洋服をすぐに洗えるのもポイント。
外出すると衣類に細菌・ウイルス、花粉などが付着するため、感染症やアレルギーを予防するためにもその日のうちに洗濯することは有効です。
「休日派」のメリット:家事はまとめてやれば効率的
「平日はお互いに仕事が忙しい」「どちらも出勤が早く帰宅が遅い」という家庭は、なかなか平日に洗濯をする時間が取れないのではないでしょうか。
とくに賃貸マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合は、騒音問題が気になるため、夜間の洗濯は避ける傾向にあります。
そんな多忙な共働き家庭には、休日や週末にまとめて洗濯するという方法がおすすめです。
天気の良い休日は外干しができるので、朝から洗濯機を回して溜まった洗濯物をまとめて片付けましょう。
また休日の午前中などを「家事に専念する時間」に設定してしまうのも、ルーティンとして生活に組み込みやすいのでおすすめです。
洗濯機を回している間に部屋に掃除機をかけたり、トイレや浴室といった水回りの掃除をしたり、家族で分担してルーティン化すれば、意外と勢いも出て気になっていた家事を一気に済ませることができます。
休日に溜まった家事をクリアしておけば気持ちよく平日のスタートが切れて、心置きなく仕事に打ち込むことができるでしょう。
子育て中×共働き家庭の人はいつ洗濯するのがいい?
大人だけの生活と比べて、育児をしながらの日常は手間がかかったり、予定通りに進まなかったり、途端に時間の使い方がシビアになります。
ここでは子どもの成長段階にあわせた、おすすめの洗濯タイミングをご紹介します。
乳児ママは朝がおすすめ
産休や育休が取得できるのが一番ではあるものの、人それぞれの状況によっては出産後すぐに職場復帰をしなければならないケースもあるでしょう。
赤ちゃんのいる共働き世帯の洗濯は、朝の時間帯がおすすめです。
乳児期はおむつの漏れや吐き戻しなどで衣類を汚すことが頻繁にあります。
毎日の朝に洗濯をおこなうことで、常に清潔な衣類を用意して衛生的な環境を保つことができるので、赤ちゃんの着替えがない…といった不測の事態にも対応可能です。
また当然ながら、赤ちゃんには常に清潔な衣類を用意しておきたいもの。
日中は通常、気温や湿度が高くなるため、洗濯物が早く乾くうえに日光消毒の効果も期待できます。
赤ちゃんのお世話に忙しい間でも生乾き臭などが気にならず、洗濯物をしっかりと乾燥させることができるのです。
また朝に洗濯を済ませておけばその他の家事や、仕事の準備がスムーズにできます。
一日の予定も立てやすくなるため、多少なりとも生活に余裕ができるでしょう。
保育園児ママは保育園から帰ってきてすぐ洗濯がおすすめ
朝は家事や出かける準備が集中する時間帯なので、洗濯する余裕がないというママさんも多いでしょう。
そのため保育園児ママの洗濯タイミングとしては、保育園から帰宅してすぐに洗濯するのがおすすめです。
保育園に通っている子どもたちは日中様々な活動や遊びをしており、衣類は汗や泥、食べこぼしなど汚れる要素が満載。
そのため衛生面を考慮し、保育園ではお着替えを頻繁におこないます。
加えて0~2歳児はタオル類やスタイ、週末にはお昼寝用のシーツや布団カバー、夏場は水遊び用の水着と、とにかく洗濯物がたっぷりです。
それらは帰宅後にすぐ洗濯機に入れて、まとめて洗濯してしまうのがベスト。
あとは就寝前まで子どもの面倒を見ながら、家事の合間に洗濯物を干すだけです。
その日のうちに洗濯を済ませてしまえば、家族の衣類が足りなくなることもなく、翌日の登園準備もスムーズです。
小学生以上の子育てママは子どもの成長に合わせて
子どもが小学生以上になっても、洗濯物の量は相変わらず多いものです。
授業中に絵の具や習字セットで洋服を汚してしまったり、校庭や公園で砂埃まみれになったりなど、子どもの活動範囲が広くなるにつれて洗濯物の量も増えていくでしょう。
また中学生以上になれば、部活動のユニフォームや練習着、スポーツタオルなどが日常の洗濯物に毎日加わります。
しかしながら、小学生以上にまで成長すれば、次第に大人は子どもの世話から解放されていきます。
そのため朝昼夜といった時間帯にかかわらず、大人の都合や子どもたちの学校や習い事、部活動のスケジュールに合わせて洗濯時間を取ることが可能です。
効率良く洗濯の作業を進めるには、各家庭の状況や個人のスケジュールに合わせて、最適な洗濯のタイミングを見つけることが重要になります。
また洗濯物の種類や量、気候条件によっても洗濯の頻度や時間帯が変わることがあるため、それぞれの状況や条件に合わせて柔軟に対応していきましょう。
一戸建て×共働き家庭の人はいつ洗濯すべき?
一戸建てに住む共働きの家庭では、洗濯をするタイミングは個々のスケジュールや住宅環境によって異なります。
とくに夫婦がそれぞれ通勤している場合は時間の制約があるため、洗濯には工夫が必要です。
朝に洗濯するメリットと注意点
朝に洗濯する場合のメリットは、太陽の光や熱で洗濯物が日中に乾きやすいことです。
晴れた日の日中は気温が比較的高くなるため、洗濯物が早く乾いてスッキリします。
朝に洗濯して日中に洗濯物を外に干せば、経済的に効率良く乾かすことも可能です。
もちろん日当たりの良い部屋で部屋干しをする場合も同様。
部屋干しなら急な天候の変化で慌てることもなく、風で洗濯物が落ちてしまって洗い直し…という事態も防げます。
出勤前に洗濯を済ませておけば帰宅時には洗濯物が乾いており、その日のうちに畳んでタンスやクローゼットに戻すこともできるでしょう。
また一戸建ての場合、集合住宅ほど騒音を気にする必要もありません。
ただし防犯上の理由から、留守中にベランダや庭など外に洗濯物を干すのは外出時間を周囲に教えてしまうことになるので注意が必要です。
朝から洗濯物が外に干しっぱなしで、日が落ちても家の中が真っ暗……という状態が外から見えてしまうと、日中は留守だということが確定されてしまいます。
空き巣などの被害を防ぐためにも、一戸建てに住んでいて帰宅時間が遅い場合は部屋干しを検討しましょう。
夜に洗濯するメリットと注意点
朝の忙しい時間帯を避けて夜に洗濯をすることで、気持ちに余裕が生まれてゆっくりと洗濯作業をおこなえます。
また電力使用のピークタイムを避けられるため、電気料金の節約につながるケースも。
一方で夜に洗濯をおこなう場合に、静かな夜間は想像以上に洗濯機や乾燥機の騒音や振動が響く恐れがあることを覚えておきましょう。
近隣に配慮して騒音を最小限に抑えたり、21時までに終わらせたりするなど、ルールを決めておくようにすべきです。
またこちらについても、デメリットとして防犯面での不安が挙げられます。
夜間に外干ししてあると、女性用の洗濯物が盗難にあうことも考えられるでしょう。
洗濯物を夜干すのであれば、基本的に部屋干しすることになります。
マンション・共同住宅×共働き家庭の人はいつ洗濯すべき?
マンションや賃貸アパートなどの集合住宅の場合、とくに注意したいのは洗濯による周辺住戸への騒音トラブルです。
ここでは、朝と夜に洗濯した場合のメリットと注意点をそれぞれ挙げていきたいと思います。
朝に洗濯するメリットと注意点
朝に洗濯するメリットは、太陽の光と熱を利用して洗濯物がすっきりと乾くことです。
また帰宅時には洗濯物が乾いていることが多いため、あとは畳んでしまうだけ。
洗濯物が溜まっていく様を見ることなく、スムーズに家事が進めることができ、ストレスのない規則正しい生活を送れます。
ただし上述した通り、集合住宅に住んでいる場合に気になるのは洗濯機の騒音問題です。
賃貸マンションやアパートなどで洗濯機を使用してもトラブルになりにくいのは、基本的に人が起きて活動している時間帯。
もちろん建物の構造や住んでいる方の年代・家族構成によっても異なりますが、一般的には平日だと朝7時から夜9時までが常識の範囲だと考える人が多いでしょう。
出勤前に余裕を持って洗濯を終わらせたい気持ちはわかりますが、あまりにも早朝から洗濯機を回すのはトラブルの元になる可能性もあるので注意が必要です。
場合によっては洗濯機のタイマー機能などを活用して、迷惑にならない時間帯に洗濯をするようにしましょう。
夜に洗濯するメリットと注意点
共働き家庭がマンションや賃貸アパートといった集合住宅に住む場合でも、夜に洗濯するメリットは時間に追われることなく洗濯ができるという点です。
集合住宅の場合は、あらかじめ入居時に「洗濯機の使用は夜の21時まで」と決まっているところもありますし、管理組合の規約があるマンションもあります。
その場合は規定に従うなかで都合の良い時間帯、もしくは休日など洗濯する時間は限られるでしょう。
また規定や規約がなくとも、一般的に洗濯機は夜遅くや早朝に使用することは避けるのがマナーです。
それぞれの家庭のライフスタイルの違いはあると思いますが、おおむね夜9時~朝7時の間は使用を避けたほうが無難でしょう。
下の階や隣に響きやすい住宅環境の場合は、とくに注意が必要です。
洗濯機の機種によっては音や振動が出にくいものがあったり、建物の構造によって隣家に伝わりにくかったりすることもありますが、基本的には夜遅く・朝早くの使用は避けて、その場のルールや周りの家庭環境なども考えた対応ができるように心がけてください。
共働き家庭はうまく役割分担して洗濯をしよう
「洗濯」は欠かすことのできない重要な家事のひとつですので、共働き家庭においては役割分担して効率よく作業をしてお互いの負担を減らすことが大切です。
しかしながら、忙しい毎日を過ごす中でどうしても洗濯にまで手が回らないとき、日々の仕事や家事・育児に疲れてしまったときや悪天候が続くときなどは、洗濯をする余裕もなくなってしまうでしょう。
その際は、洗濯物をまとめて洗濯代行サービスに出してしまうのもひとつの手です。
毎月の発注回数も細かく選べるため、「2週間に1回は洗濯代行サービスに丸投げできる」といった体制を作ることもできます。
そういった安心感が定期的に訪れることで、パートナーとの共同生活にも余裕が出てくるでしょう。
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ぜひ一度、お試しにご利用を検討してみてください。