飲食店の方必見!油の臭いや汚れがついた衣類の洗濯方法とポイント
飲食店での仕事が終わった後に家に帰ると、衣服に油汚れや嫌な油の臭いが…といった経験はありませんか?
汚れても良いバイト着だけならまだしも、勤務先まで着て行ってバックルームに置いていた私服や、着ていた上着にも臭いがついてしまったことがある人も多いのではないでしょうか。
洗濯機で洗濯をしても中々汚れや臭いが取れてくれないとお悩みの方も多いと思います。
この記事では、飲食店での汚れや臭いにお悩みの方に向けて、衣服に汚れや臭いがついてしまう原因や、衣類を洗う際のポイント、汚れや臭いが衣服につくのを防ぐために気をつけると良いことについて紹介します。
飲食店における衣類の汚れ・臭いの原因は「油」
そもそも、なぜ飲食店にいると衣服に汚れや臭いがついてしまうのでしょうか。
その原因は、厨房で使用されている「油」です。
飲食店では、厨房で使われている油や食材そのものの油、料理に使われているソースやタレなどの調味料が汚れや臭いの主な原因になっています。
油には植物由来の油や動物由来の油などが異なる油があり、飲食店ではどちらも取り扱っていることが多いため、様々な種類の油汚れが混じり合っています。
飲食店で働いていれば、調理の様子を必ず一度は見ていると思いますが、調理の工程で食材を焼いたり、揚げたりする際にはかなりの油が飛び跳ねます。
目で見える油汚れだけでなく、調理の際に舞った油が服に蓄積してしまうことで油の臭いの原因になります。
また、多くの人が知っている通り、水と油は混ざることがありません。
つまり、油は水に溶けないため、ひどい油汚れの場合は洗濯機などで通常の洗濯物と同じように洗濯をしても、一般的な洗濯洗剤の性能では落としきることができないことがあります。
落としきることができなかった汚れは繊維の奥に染み込み固まってしまうため、何回か洗濯を繰り返しても汚れが完全にとけず、落ちないシミや臭いの原因になってしまいます。
さらに、シフトごとにユニフォームを洗わずに、数日おきに洗う場合や長時間汚れを放置している場合も同様に、汚れが奥に入りこんで固まってしまうのです。
よく汚れが着いたらすぐに洗うべきと言われるのは、汚れを放置する事で衣服に汚れが定着してしまうからです。
油の粒子は服や衣類の繊維の間まで詰まっている
「調理の際に飛んだ油の汚れが付くのはわかるけど、直接服に油がついているようには見えないのに、どうしてこんなに油の臭いがするの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
実は、目に見えないほど細かい油の粒子は服や衣類の繊維の間まで詰まっているのです。
直接調理場にいなくても服に匂いがついてしまうのは、目視できない細かな油の粒子が空気中に舞って、細かい繊維の隙間に付着するからです。
ホール担当で厨房にいるわけでもないのに臭いがついてしまったり、業務中は着ずに置いてあった私服にも臭いが残ってしまったりするのも、この粒子が原因です。
また、火を扱う調理場ではかなり室温が高くなるため、油が飛ぶのに加えて知らず知らずに「汗」をかいていることも多いです。
特に夏場はその他の季節よりも汗をかくことが多くなるため、厨房の油の臭いと汗が混ざり、更に不快なにおいになってしまうというケースもあります。
飲食店の油汚れや油臭いが付いた衣類を洗う時のポイント
では、このように油が原因となって付いた汚れや臭いはどのように落としたら良いのでしょうか。
先ほど説明した通り、服の細かな繊維の間に油の粒子が入り込んでしまう事が臭いの原因になるため、通常通り洗っても簡単には落ちないことがあります。
しかし、油汚れにも綺麗に落とすコツがあるので諦めないでください!
ここからは油汚れ・臭いがついてしまった衣類を洗う際のポイントにおいて、特に重要な「水の温度」と「洗剤の性質」の2点に焦点を当てて紹介します。
ポイント①:飲食店の油汚れ・油臭いが付いた衣類はお湯につけ置きすべし!
まず、衣類を洗う前段階として「つけ置き」がかなり重要です。
油の汚れは繊維の奥にまで入っているため、普通に洗っても洗浄液が奥の方まで届かずに汚れを溶かすことができない可能性があります。
そのため、洗浄液でつけ置きをすることで繊維の奥まで液を浸透させて、汚れを落としやすくします。
ただし、つけ置きはただ水に長時間漬けておけば良いというわけではありません。
油汚れを落とすためのつけ置きは水の温度がとても大事になってきます。
油のついた食器の洗い物をイメージしていただければ分かりやすいと思いますが、油は水よりもお湯の方が落ちやすいです。そのため、つけ置きをする際は40度程度のお湯がベストです。
お湯に粉または液体の洗剤を混ぜた洗浄液を使うことで最も油汚れが落ちやすくなります。
つけ置きの時間は1時間を目安とすると良いですが、お急ぎの場合は30分ほどでも問題ありません。最低でも30分以上洗浄液でつけ置きをすることで、その後の洗浄効果が大きく変わります。
更に汚れを落としやすくするために、衣服を洗浄液に漬けてから軽く揉みこむと良いでしょう。
揉み込むことで、より繊維の奥に洗浄液が入り込み、短い時間で油汚れを溶かし出すことが可能になります。
効率の良さや節約などの理由でお風呂の残り湯を洗濯に使う家庭もありますが、残り湯は体の汚れも含まれており、洗浄力が落ちてしまう可能性があるため、油汚れを落とすために使用するのは適していません。
つけ置き洗いをする際は、新しい綺麗なお湯を使用しましょう。
ポイント②:飲食店で付着した「しぶとい油」を落とせる洗剤を使用すべし!
水は油と混ざることがないため、水のみで油汚れを溶かして落とすこともできません。そのため、油汚れは水やお湯だけでこすり洗いをしていても落ちません。
洗剤を利用することで通常交じり合わない水と油の間に洗剤が入り、乳化させて繊維の奥に入ってしまった油汚れを溶かし出すことができます。
ただし、飲食店でついた油汚れや臭いを落とすためには一般的な洗濯洗剤では難しいです。
通常の洗剤は、日常生活の中で出る汗などの汚れを落とすように作られているため、基本的には飲食店で付着するようなしぶとい油汚れ・臭いには対応していません。そのため、たとえ洗剤の量を増やしたとしても油汚れ・臭いを落とすことができません。
では、どんな種類の洗剤を使用すればよいのでしょうか。
作業着用洗剤
作業着用洗剤は、建設現場や機械を扱う現場などで作業をする人向けの洗剤です。
これらの現場では機械油をはじめとして様々な種類の油が使われているため、調理などで飛んだ油汚れなどを落とすのにも適しています。
粉末タイプの酸素系漂白剤
2つ目におすすめなのが粉末タイプの酸素系漂白剤です。
油汚れは酸性ですが、酸性の汚れには弱アルカリ性の洗剤を使うと落ちやすくなります。液体の酸素系漂白剤は弱酸性ですので、粉末のものを使用してください。
このとき、塩素系の漂白剤を使ってしまうと色落ちや生地の劣化の心配があるため間違えないようによく注意してください。
心配な方は製品の成分表をご確認ください。
洗濯用固形石鹸
洗濯機に入れるだけでは不安だという方は、洗濯の前に固形石鹸で手洗いしてみるのも良いでしょう。
固形石鹸は油汚れに強いものもあるため、かなり期待ができます。お湯で揉みこみながら洗うことで、洗濯をする前に汚れが落ちることもあります。
飲食店・厨房の油汚れや臭いを落とせるおすすめ洗剤
ここからは、飲食店での油汚れや匂いを落とすのにおすすめの洗剤を3つ紹介します。
アタックZERO 業務用
「アタックZERO 業務用」は、花王の厨房用衣料洗剤で、2kgで1,500円ほどで販売されています。
頑固で落ちにくい汚れも落とすことができる、かなり高い洗浄効果を持っています。
液体ビック 作業着洗い
「液体ビック 作業着洗い」も同様に花王の厨房用衣料洗剤で、4.5kgあたり2,600円ほどで購入できます。
汗や皮脂汚れにも強いため、油だけでなく汗のにおいや皮脂の汚れが気になる方にもおすすめです。
特に暑い厨房で働いている方や夏場の作業が多い方には最適です。
ワイドハイターEXパワー 業務用
「ワイドハイターEXパワー 業務用」も花王から発売されている酸素系漂白剤で、4.5Lで2,200円ほどです。
洗剤だけでは落とすことのできない蓄積された臭いも落とすことができます。
飲食店の油臭さや汚れが衣類に付くのを防ぐためには
ここまで衣類に油汚れや油臭さがついてしまった際の対処法を紹介してきましたが、まだ油汚れしていない衣服は事前に汚れや臭いを防ぐことが可能です。
ここからは、事前に油汚れ・臭いを防ぐ方法を紹介します。
自宅でも意外と簡単!「のり付け」をして汚れを防止
店舗で指定の服がシャツなどの場合は、「のり付け」するのがおすすめです。
のり付けというと、服を綺麗に見せるために行うイメージですが、衣類がコーティングされるとため汚れを防ぐのにも適しています。
また、のり付けをすれば型崩れしにくくなったりシワもつきにくくなるため、綺麗に見せたい仕事着にはピッタリです。
のり付けには、部分的にパリッとさせることができ少ない枚数でも使いやすい「スプレータイプ」や、洗濯機で使用でき多くの洗濯物を同時にのり付けできる「液体タイプ」があります。
職場の飲食店で着る服が1,2着しかないという方にはスプレータイプがおすすめです。
すぐに洗って油汚れや油臭いを放置しない!
飲食店で働いている方にとって、毎日制服を洗うのは大変です。
しかし、付着した汚れを放置している間に、衣類に油がしみ込んだり酸化してしまうことで落ちにくい汚れに変わってしまいます。
また、汚れていないように見えても、時間が経つことでシミになってしまう事もありますので、飲食店で着用した衣類はできる限りその日のうちに洗濯をするように心がけましょう。
飲食店で油汚れや臭いがひどい衣類の洗濯は「オーサムウォッシュ」にお任せください!
ここまで、飲食店での油汚れや油の匂いを落とす方法を紹介しましたが、頑固な油汚れ・臭いの場合は家庭の洗濯ではなかなか落ちないことも多いです。
そんな飲食店の落ちにくい油汚れ・臭いは「オーサムウォッシュ」にお任せください!
オーサムウォッシュは、洗濯・乾燥・たたみだけでなく、ご希望の時間に集荷や配達も行う「洗濯代行サービス」です。
通常の洗濯で落ちにくい油汚れや臭いも専用の洗剤で丁寧に洗濯するため、綺麗で清潔になった洗濯物をお届けします。
オーサムウォッシュでは最安値を保証してサービスを提供しているので、まずはお気軽にご相談・お問い合わせください。
オーサムウォッシュの料金
オーサムウォッシュは業界最安値で洗濯代行サービスを提供しています。
月会費プラン
- 初月は申込み日に関わらず、すべてのプランが半額になります。
- 余った分は繰り越して翌月以降に利用できます。
- 例:8個/月プランをご利用の場合は最大4個まで繰り越せます。
プラン名 | 集配方法 | |
受渡し集配 | 不在集配 | |
2個/月 | 5,100円 (2,550円/個) | 4,300円(2,150円/個) |
4個/月 | 8,800円 (2,200円/個) | 6,800円(1,700円/個) |
6個/月 | 13,200円 (2,200円/個) | 10,200円(1,700円/個) |
8個/月 | 17,600円(2,200円/個) | 13,600円 (1,700円/個) |
10個/月 | 20,000円(2,000円/個) | 15,000円 (1,500円/個) |
12個/月 | 24,000円 (2,000円/個) | 18,000円(1,500円/個) |
追加購入 | 2,400円/個 |
オーサムウォッシュ法人様向け料金体系
M ・L・LLの3つのサイズからお選びいただけます。
※以下は集荷・配達料金込みの料金です。
※検査着等の衣類は枚数での費用算出も可能です。
Mサイズ(80L) | Lサイズ(140L) | LLサイズ(250L) | |
2回/月 | 9,000円(4,500円/回) | 12,600円(6,300円/回) | 20,600円(10,300円/回) |
4回/月 | 15,200円(3,800円/回) | 24,000円(6,000円/回) | 38,400円(9,600円/回) |
6回/月 | 22,800円(3,800円/回) | 36,000円(6,000円/回) | 57,600円(9,600円/回) |
8回/月 | 30,400円(3,800円/回) | 48,000円(6,000円/回) | 76,800円(9,600円/回) |
10回/月 | 36,000円(3,600円/回) | 58,000円(5,800円/回) | 93,000円(9,300円/回) |
12回/月 | 43,200円(3,600円/回) | 69,600円(5,800円/回) | 111,600円(9,300円/回) |
14回/月 | 47,600円(3,400円/回) | 81,200円(5,800円/回) | 130,200円(9,300円/回) |
16回/月 | 54,400円(3,400円/回) | 92,800円(5,800円/回) | 148,800円(9,300円/回) |
追加購入 | 4,500円/回 | 6,500円/回 | 10,500円/回 |
- 月に17回以上利用する場合は、別途お見積もりいたします。お問い合わせください。
- 集荷時は必ず専用バッグにいれてください。専用バッグ以外で集荷に出された場合は専用バッグを追加購入いただき、そちらに入れて配達します。
- バッグ代金(初回のみ):Mサイズ2,000円、Lサイズ1,500円、LLサイズ4,000円になります。