ワーママはいつ洗濯すべき?フルタイム労働下での最適な洗濯タイミング
常に時間に追われているワーママにとって、洗濯機を回す・干す・畳むという作業を異なるタイミングでおこなわなければいけない洗濯は、非常に時間と手間がかかるもの。
かといって、洗濯は毎日の生活のなかで絶対に避けて通れない家事のひとつであるため、どれだけ効率よく無駄を省いてできるかが重要なポイントになります。
ここでは環境別にメリットとデメリットを洗い出し、忙しいワーママにピッタリな洗濯ルーティンをご提案します。
ワーママのお洗濯タイムは子どもの成長に合わせて変わる!
朝起きてから夜寝るまで常に猫の手を借りたいほど忙しいワーママ。
子どもの成長によって洗濯物の量や家事に費やせる時間帯なども変化するため、効率よく洗濯作業を済ませたいなら都度最適なタイミングを把握しておくべきです。
乳児期・幼児期・小学生以降など、成長段階に分けたおすすめの洗濯タイミングをご紹介します。
乳児ママは「朝」がおすすめ
乳児期はミルクの吐き戻しやおもらし、離乳食の食べこぼしなど、赤ちゃんの洗濯物が増える時期。
さらに新陳代謝が活発な赤ちゃんは冬場でも汗をかくことが多く、衛生面から見てもこまめな着替えやシーツの取り替えが必須です。
スタイや肌着といった細々としたものからバスタオルや寝具などの大物まで、とにかく洗濯物の量は多いので可能な限り洗濯は毎日おこないたいところでしょう。
そして午前中は比較的、赤ちゃんの機嫌が良い時間帯です。
洗濯は朝や午前中に済ませ、その日のうちに天日干しで乾かせば気分もスッキリ。
洗濯機の予約機能などを活用して起床後にサッと干しておけば、心おきなく授乳や抱っこなど赤ちゃんのお世話に専念することができます。
保育園児ママは「保育園から戻ってすぐ」がマスト
子どもが保育園に通うようになると、朝食の準備に、食事・着替えといった子どものお世話、それと同時に自分の身支度も整えなければならず、朝はとにかく時間に追われます。
そのため保育園児のお子様を持つ場合の洗濯タイミングは、睡眠時間も削らなくて済むように保育園から帰宅した直後がおすすめです。
保育園では食事やおやつ、お昼寝や外遊びなどで汚すたびに着替えるほか、1~2歳児は口拭きタオルやお食事エプロン、さらに夏場は水遊びのタオルや水着など、大量の汚れものを多く持ち帰ることになります。
帰宅後すぐに洗濯物を出して洗濯機のスイッチを入れてから、晩御飯の支度や食事、入浴といった家事や育児を進めつつ、合間を見て洗濯物を干したり前日の洗濯物を畳んだりしましょう。
また、洗濯物を干す・取り込んだ洗濯物を畳む作業は、パパとも分担しやすい家事です。
パパが帰宅していれば、一緒に家事を片付けて家族の団らんタイムを確保することもできます。
幼稚園児ママも「朝」がおすすめ
幼稚園によっては制服や園服、体操服などが指定されている場合があります。
洗い替え用に予備を持っていても、連日必要になるので毎日の洗濯はなおさら欠かせません。
そして幼稚園に通う子どもを持つワーママは、子どもの登園中にパートタイムといった短時間勤務の方も少なくないはず
傍から見て一見余裕がありそうですが、降園後は公園遊びや習い事の付き添いなど、何かと子どもの都合に合わせることが多いため、なかなか家事の時間が取れないことも多いはずです。
また幼児がいる家庭では、夜に子どもの寝かしつけなどがありそのまま寝落ち…というパターンも少なくありません。
夜間に必ず洗濯する時間が取れるとは限らないため、朝に洗濯を終わらせておけば溜まった汚れものが気にならなくなるでしょう。
働くママは子どもの成長に合わせたタイミングで
乳幼児期を過ぎて小学校に入学すると、食事や外遊びで汚すことは減りますが、今度はスポーツ系の習い事や部活動のユニフォームなどで大量の洗濯物が発生します。
また、塾通いや部活動などで子どもの帰宅時間が遅くなることもあるため、一日に2回~3回に分けて洗濯をする必要性も出てくるかもしれません。
しかし子どもが成長するにつれて、少しずつ手がかからなくなり余裕ができてくるのも事実です。
早朝~出勤前、帰宅直後や入浴後など、子どもの成長や家族の都合、生活環境に合わせて、無理のないタイミングで洗濯をするのが理想です。
ワーママが洗濯する時間によるメリット・デメリットは?
洗濯をする時間帯は主に、起床から出勤する前までに済ませる「朝派」、帰宅後から就寝前までに済ませる「夜派」、そして平日が忙しい場合は休日にまとめて洗濯をする「休日派」に分けられます。
それぞれどんなメリットやデメリットがあるか、詳しく整理してみましょう。
朝(出勤前)に洗濯するメリット・デメリット
朝に洗濯をする最大のメリットは、何といっても「洗濯を日光に当てて干せること」です。
日光に含まれる紫外線には殺菌効果があり細菌の増殖を抑制するので、嫌な臭いが残らず洗濯物がパリッと仕上がります。
また前日の残り湯が使用できたり、騒音を気にする必要がなかったりするのも朝洗濯の良いところです。
朝に洗濯を終わらせておけば、帰宅後は乾いた洗濯物を取り込んで畳むだけでOKなので負担が少なく、パートナーや子どもなど家族に協力をお願いしやすいのもポイントでしょう。
一方で忙しいワーママにとって朝洗濯のデメリットは、なんといっても時間との戦いになること。
朝に洗濯を済ませる場合は、当たり前ですがどうしても早起きする必要が出てきます。
洗濯の他にお弁当作りや夕食の下ごしらえ、子どものお世話や自分自身の身支度などもあるため、「朝は余裕がない」というワーママは非常に多いはずです。
そのため出勤前の朝洗濯は、天日干しにこだわる人や夜間の騒音に厳しい集合住宅に住む人などにはおすすめですが、早起きが苦手な人や出勤時間が早い人などには向かないかもしれません。
夜に洗濯するメリット・デメリット
帰宅後、夜に洗濯をする際のメリットは、時間に追われることがなく気持ちに余裕をもって家事ができることです。
晩御飯の支度をしながら、子どもの宿題を見ながらなど、複数の家事を同時進行できるのもポイントです。
また電力会社との契約プランによっては、夜に電力を使うことで電気代がお得になる場合もあるほか、入浴後の残り湯をすぐに使えたり、着た服をその日のうちに洗えたりと、経済的にも衛生的にもメリットがたくさんあります。
一方、夜洗濯のデメリットは、天日干しができないことと、洗濯機を回すことによる騒音問題などが挙げられます。
また外干しできないケースが多いため、部屋干しの場合はしっかり乾かすために、風通しをよくするといった干し方のコツを抑えておかなければなりません。
場合によっては除湿器や乾燥機の使用が必須となり、電気料金が高くなってしまうことも…。
余裕をもって洗濯を済ませられるのはいいのですが、子どもを寝かしつけているうちに寝落ちしてしまう、干し忘れて洗濯機の中に洗濯物を置きっぱなしにするなどといった事態が起きないよう注意も必要です。
休日に洗濯するメリット・デメリット
「平日は超多忙で、とても洗濯にまで手が回らない」という人におすすめなのが、休日にまとめて洗濯するという方法です。
とにかく時間に余裕があるので、朝でも夜でも自分や家族の都合に合わせて洗濯できますし、最初から複数回洗濯機を回す予定なので、お天気が良ければシーツやまくらカバー、カーテンなどの大物もまとめて洗うことができます。
しかしながら、洗濯は天気の良し悪しに進捗を大きく左右されてしまう家事。
休日まとめ洗いにおける最大のデメリットは、雨が降ってしまうと洗濯の予定が台無しになってしまうことです。
また数日分の洗濯物となれば量も相当なものなので、すべて洗って干して畳むという作業は非常に大変になります。
干すスペースを確保するのも一苦労ですし、家族の人数が多い場合はせっかくの休日が洗濯だけで終わってしまうこともあるかもしれません。
加えて、汚れた衣類やタオルを数日分ためておくのは、雑菌が繁殖しやすくなるといった衛生面でも気になるでしょう。
ワーママにはドラム式乾燥機もおすすめ
仕事に育児に家事にと忙しい毎日を送っているワーママにとっての必需品が「時短家電」。
その中でも洗濯の時短を叶えるのが「ドラム式洗濯乾燥機」です。
ここでは、その特徴や効果的な使い方をご紹介します。
メリット:洗濯から乾燥までお任せで時短&ながら家事ができる
ドラム式洗濯乾燥機のメリットは、やはり洗濯から乾燥まで一気にお任せできるところです。
スイッチを押してから乾燥まで自動で終わるため、洗濯物を干す手間が省けます。
また、縦型よりも水や洗剤の使用量が少ないのもドラム式洗濯乾燥機の特長です。
また洗濯物を干さなくてよいため、天候や花粉などを気にすることなくいつでも洗濯でき、乾きにくい大判バスタオルもシーツもフカフカに仕上がるのも◎。
ドラム式洗濯乾燥機は干す時間、手間や場所の悩みを一気に解消してくれるため、まさに忙しいワーママの救世主です。
洗濯の作業すべてを一台にお任せできるので、その間に他の家事をこなすこともできて時間を有効に使えます。
家族との触れあいタイムをたっぷり取ったり、休息を取って疲れを癒したり、時間効率を高めることにはメリットしかありません。
干す作業が不要なので、もちろん「寝落ち」の心配やすぐ干さなきゃという切迫感もないでしょう。
デメリット:高額でサイズも大きく音が気になる
便利な反面、ドラム式洗濯乾燥機にはいくつかのデメリットも存在します。
まずは本体サイズが大きいことが難点です。
狭いスペースではなかなかの存在感を発揮するうえ、手前に扉が開く仕様なので開ける分のスペースも確保しておかなければなりません。
古い住宅ではドラム式洗濯乾燥機の搬入を想定して作られておらず、玄関・廊下・洗濯機置き場に入らない可能性もあります。
そして一般的にドラム式洗濯乾燥機は、縦型洗濯機よりも高価です。
さらには乾燥機能が付いている分、電気代も高くなってしまう傾向にあります。
振動や騒音、縦型洗濯機よりもお手入れ箇所が多いという点もよく挙げられるデメリットです。
ただ、最近はコンパクトで消音のドラム式洗濯乾燥機も多いため、それらを選べば上記の問題点の多くは改善されます。
ドラム式洗濯乾燥機の導入を検討している方は、自身の住宅環境などと照らし合わせてしっかり下調べした上で購入するようにしましょう。
忙しいワーママには洗濯代行サービスもおすすめ
仕事に加えて、家事・育児と忙しい毎日を過ごしているワーママの皆様。
家族との時間を優先したい時、疲れている時、1日くらい洗濯から解放されてのんびりしたいと思った時などは、無理をせず洗濯代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
オーサムウォッシュは、お客様のご希望の時間に集荷や配達をおこなう洗濯代行サービスです。
業界最安値クラスの料金設定で個人の方のご利用も多くあるので、興味がある方はぜひご検討ください。