花粉症の人必見！花粉がつきにくい洗濯のコツ

2022.05.26

春先は花粉が発生しやすい季節です。皆さんは洗濯物に対して花粉症対策を行っていますか？

花粉症の人にとっては辛い時期ですが、洗濯の仕方によって花粉の付着を防ぎ、花粉症の症状を軽減することもできます。

今回は、花粉症の人におすすめの洗濯ポイントを紹介します。洗濯代行を便利に使う方法も併せて紹介します！

花粉はどこから自宅に入ってくる？

花粉が家の中に入る経路は、3つあります。

ひとつめは換気です。外気を取り入れることで、花粉も一緒に家の中に入ります。

しかし、感染症対策を考えると換気をやめることは難しいでしょう。

ふたつ目は、外出から帰ったときに髪や服について運び込まれる経路です。

花粉が飛ぶ時期は、花粉がつきにくいツルッとした表面の上着を着るといいでしょう。

そして最後が洗濯物です。家の中の花粉のうち約40％は洗濯物が運んでくるというデータもあります。

実は、外干しした洗濯物には大量の花粉が付着しています。

花粉が飛ぶ時期は花粉が洗濯物に付着するのを防ぐために、できるだけ外干しをやめて部屋干しにすると良いでしょう。

ただ、部屋干しは外干しに比べて、乾燥するまでに時間がかかります。洗濯物は濡れている時間が長くなると嫌なにおいが出てしまうため、できるだけ短時間で乾燥させることが大切です。浴室乾燥機や扇風機を利用して短時間で乾燥させるようにしましょう。

どうしても外干しせざるを得ない場合は、花粉が飛びにくい時間帯を選びましょう。

花粉が飛びにくい時間帯は「早朝」です。午前10時ごろまでならば、人の動きも少なく飛び散る花粉は少ない傾向があります。

午前10時を過ぎると気温が上がり、新しい花粉が飛び始めます。また、夕方になると昼間に舞い上がった花粉が落下してきます。

花粉は小さな粒子のため、静電気で付着しやすくなります。

春先の衣類は化学繊維を含むものも多く静電気が気になるので、柔軟剤を使用すると静電気の発生を抑えることができるでしょう。

柔軟剤は、繊維の肌触りをなめらかにする働きがあり、摩擦を少なくすることで静電気の発生を抑えます。また、静電気は繊維が乾燥していると発生しやすくなるので、柔軟剤を使うことで繊維に適度な水分を残し油分の膜をはることができます。

自宅で洗濯ができないスプリングコートなどには、静電気防止スプレーがおすすめです。静電気防止スプレーは、花粉がつきやすい表面だけでなく、体と摩擦がおこる部分にもスプレーします。

注意点として、静電気防止スプレーは必ず自分でスプレーしてください。スプレーする人とされる人が違う場合、電位差が発生して火花が出る可能性があります。

静電気は、衣類に使われている繊維の種類と組み合わせによっても変わります。春先に多い、「ウールのカーディガン」に「ポリエステルのスプリングコート」の組み合わせは、実は静電気が発生しやすい組み合わせです。

自宅で洗濯できるものには柔軟剤を使用し、洗濯できないものには静電気防止スプレーを使用して上手に花粉の季節を乗り切りましょう。

洗濯物を外干ししたときには、取り込む前に花粉を手でしっかりと振り落とすようにしましょう。

花粉は、手でたたいたり、振り払ったりするだけでもかなり落とすことができます。特にコーデュロイやパイル地、編み目がある生地は表面に凹凸があるため、花粉が溝に入り込みます。

はたき方は、手で軽くたたくようにして花粉を落としてから室内に取り込むようにしましょう。強い力でたたくと繊維の中に花粉が入り込み逆効果になってしまいます。

また、花粉の季節は、サロンや美容室でもいつも以上に入念な洗濯の工夫が必要になります。

サロンや美容院で「顔にタオルをかけられたらくしゃみがでそうになった」という経験がある方も多いです。シーツやカバーのように大きな洗濯物は、干した状態で粘着テープや粘着カーペットクリーナー（通称コロコロ）を使って花粉を取り除きます。

今回は、花粉対策の洗濯ポイントについて紹介してきました。

ただ、花粉の時期にこれらすべてのコツを抑えて洗濯をすることは大変なことです。

室内に洗濯物を干せば花粉はつきにくくはなりますが、部屋中が湿気だらけになったり、シーツやカバーのような大きな洗濯物はなかなか室内に干すことができません。

また、集合住宅の場合、ベランダの音は意外と響くため、早朝に外干しすと近隣への騒音が気になるかもしれません。さらに、花粉をたたき落とす際は、たたくことで花粉がさらに舞い上がるデメリットもあります。

「花粉がついた衣類に触れたくない」「ベランダにでることも嫌」と感じる方は、ぜひ洗濯代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

洗濯代行サービスならば、ランドリーバッグに洗濯物を詰めて渡すだけです。洗濯時には柔軟剤を使用するので、静電気対策もできます。また、ガス乾燥機を使って一気に乾燥させるため、衣類の温度は約70度まで上昇し、花粉だけでなくダニ対策も可能です。

特に、サロンや美容院で使うリネン類の洗濯の出来は顧客満足度に直結します。最初から最後まで屋内で完結できる洗濯代行サービスは花粉症対策の新しい一手になるでしょう。

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