【冬の洗濯】冷たい洗濯物は乾いている? 湿っぽい洗濯物の対処方法
気温が下がってくると外干しした洗濯物が冷たくなっています。洗濯物だけでなく手まで冷たくなっていると「これは乾いているのか? 」と判断に迷うことがあります。実は、湿っぽい洗濯物をそのままにしていると想像以上に大変なトラブルになる可能性があるのです。
今回は、冬の洗濯の悩みである「冷たい洗濯物」と「湿っぽい洗濯物」の対処方法をお話しします。
冷たい洗濯物が乾いているかを見分ける方法
冬の洗濯物は「濡れて冷たいのか」それとも「冷えて冷たいのか」の判断に困ります。まずは簡単に見分ける方法を2つ紹介します。
<ポケットの中とわきの下が乾いているかチェック>
乾いているかをチェックするには、一番乾きにくいところを触ってみましょう。ポケットの中やわきの下は洗濯物を干している状態でも風が通りにくいため、一番乾きにくいところです。ポイントは、触る手を少しあたためておくことです。首のうしろに手をあてればすぐに温かくなります。冷たい手で触ってもみても冷たいのか濡れているのかがわかりにくいでしょう。ポケットの端までカラッとしていて、わきの下も湿っていなければ「乾いた」と判断することができます。
<ドライヤーであたたかい風をあててみる>
わきの下もポケットの中も濡れてはいないけれど、全体的に湿っぽい感じがすることがあります。そんなときには、気になる部分にドライヤーの風を当ててみましょう。冷たい風をあてても洗濯物が冷たくなるだけなので、あたたかい風にします。あたたかい風をあてたときに湿っぽさが強くなったら、まだ乾いていません。生地に残っていた水分がドライヤーの風によって蒸発してきたのです。ただ、生地によってはドライヤーの熱に耐えられないことがあります。ドライヤーの風をあてるときには、目立たないところで試してみましょう。
湿っぽい洗濯物が引き起こすトラブルとは
湿っぽい洗濯物は思わぬトラブルの原因になることがあります。ここからは、湿っぽい洗濯物のトラブル例を紹介します。
<ほかの洗濯物まで湿っぽくなってしまう>
「このトレーナーはなかなか乾かないからあきらめよう」と思い、湿っぽい状態でクローゼットにしまったらどうなるでしょうか。答えは「他の服まで湿っぽくなってしまう」です。湿った状態の洗濯物は、置かれた場所で含んだ水分を蒸発させます。クローゼットやタンスのように通気性が悪い場所では蒸発した水分の逃げ場所がないため、乾いた服に水分が移動してしまうのです。水分がこもった状態で気温が高くなればカビが発生します。しばしば、「タンスをあけたらカビくさかった」という人がいますが、カビは服1枚にとどまらず次から次へとうつっていくのです。「1枚くらいなら」と軽い気持ちでしまった1枚の湿った洗濯物が、すべての服をカビくさくしてしまうこともあります。
<くさいにおいがする>
湿っぽい洗濯物は水分を含んだ状態です。洗濯物はきれいに洗ったつもりでも雑菌がゼロになってはいません。わずかに残った雑菌がわずかに残った水の中で大量に増えてしまい、くさいにおいを発することがあります。「ちゃんと洗濯したのにくさい」と感じたときには、しまう前の乾燥が足りなかったのかもしれません。
<体を冷やしてしまう>
頻繁に洗濯をする服は「着ているうちに乾く」と思い、湿っぽい状態で着てしまうことがあります。しかし、湿っぽい服は体を冷やします。とくに綿素材で体にぴったりとする服が湿っていると体から熱を奪います。湿っぽい服は、人が服を着た状態でも水分を蒸発させます。水分が蒸発するとき、周囲の熱が奪われるのです。これを気化熱といいます。湿っぽい服によって体温が下がると免疫力が下がり、風邪をひきやすくなるのです。体温が1度さがると免疫力は30%も落ちるというデータもあります。
冬に向けてどんどん気温はさがります。空気は乾燥し風邪もひきやすくなるでしょう。洗濯物をしっかりと乾かすことは体調管理にもつながります。
冬の湿っぽい洗濯物の対処方法
湿っぽい洗濯物は、体調にも影響を与えます。ここからは、洗濯物が乾きにくい冬でも快適に乗り越える対処方法を紹介します。
<仕上げは室内干し>
寒い地方では、冬は洗濯物を室内干しにします。暖房がきいた室内に湿った洗濯物を干すことで、加湿することができます。都心では、真冬でも雪が降ることは珍しいため、洗濯物は外干しする人がほとんどかもしれません。しかし、冷たく冷えて濡れているのから乾いているのかわからないときには、仕上げは室内干ししてみましょう。暖房をつけると室内の空気は乾燥します。温かく乾いた空気は洗濯物を干す環境に適しているのです。
<洗濯代行サービスを利用する>
鉄筋コンクリートのマンションでは、ハンガーをかけられる場所がないため、仕上げの室内干しができないかもしれません。そんなときには、洗濯をまるごと洗濯代行サービスに依頼してみてはいかがでしょうか。洗濯代行サービス「オーサムウォッシュ」の乾燥機は業務用のガス式乾燥機です。天気や気温に関係なく、いつでもカラッと乾かした状態でお届けします。また、冬の水は冷たいです。ひどい汚れは水よりもお湯洗いの方がよく落ちます。洗濯代行サービス「オーサムウォッシュ」では、すべての洗濯物をお湯洗いします。冬の汗は夏の汗よりも濃くなりがちです。においや黄ばみの原因になる皮脂汚れもお湯で洗うことによってしっかりと落とします。
おわりに
冬の湿っぽい洗濯物はさまざまなトラブルを引き起こします。また、寒い朝に冷たい洗濯物をもってベランダや庭に出ることはとてもつらいことです。
洗濯代行サービス「オーサムウォッシュ」は「湿っぽい」「乾かない」「寒い」という冬のお悩みを一気に解決します。寒い日でも雨の日でも洗濯物はカラッと乾きます。