保育園の洗濯はいつする?育児で忙しいママに最適な洗濯タイミングを紹介
毎日朝から晩まで仕事・育児・家事に大忙しの保育園児のママたち。
一分一秒でも惜しい中、洗う→干す→畳むという、家事の中でも手順の多い洗濯を毎日こなすのはかなりの負担でしょう。
この記事では、保育園のお子さんがいるママにおすすめの洗濯タイミングや、効率よく汚れを落とす方法をご紹介します。
【結論】保育園から戻ったらすぐに洗濯するのがおすすめ
保育園から帰宅後の保育園ママは、夕食の支度や食事、その片付けから入浴、そして寝かしつけ…とまさに一刻の猶予も許されない怒涛のスケジュールをこなすことになります。
そこでおすすめなのが、帰宅直後に洗濯して他の家事や育児を並行して、その合間でタイミングを見計らって干す…という流れです。
菌の繁殖などの面を考慮して、夏場は洗濯完了後から1時間程度、冬場であれば洗濯完了後から2時間程度が干すまでのリミットになるため、洗濯が終わるタイミングとそのリミットを意識してその他の家事スケジュールを組み立てるとよいでしょう。
すぐに洗濯できない時は仮洗い・仮干しで清潔さをキープ
保育園から持ち帰ってきた汚れものはすぐに洗濯したほうが良いとは知りつつも、「洗濯は朝にしたい」という人や、「帰宅時間や騒音問題などの関係で帰宅直後は洗濯できない」という人もいるでしょう。
しかし昨今は、厚生労働省の「感染症対策ガイドライン」に示されている通り、嘔吐や下痢などで汚れた衣服は保育園での感染を拡げないために洗わず、そのまま持ち帰りとなるケースが多く見られます。
時間が経つと臭いが強くなったり、汚れが落ちなくなったり、カビが発生してしまったりなど…いろいろな懸念があるはずです。
そこで汚れものをすぐに洗濯できない家庭におすすめなのが、仮洗いや仮干しなど、いわゆる洗濯の前処理で対応するという方法です。
仮洗いは水洗いでOKなので、ざっと洗った後に絞り、仮干しで水分を飛ばします。濡れたものをそのまま放置しておくと、雑菌が繁殖しやすく、臭いのもとになってしまうため、できる限り早くその場で絞って仮干しを。仮干しは、ハンガーやS字フックに掛けて空気に触れる面を広くするのがポイントです。
さらに、食べこぼしやガンコな汚れが付いた衣類は、入浴時に汚れ部分に中性洗剤を直接つけて軽くこすり、汚れを浮かせることで、シミになりにくくなります。
保育園の洗濯物で臭いや汚れを残さないための洗濯方法
臭いや汚れを残さないためには、洗濯方法を工夫する、専用の洗剤や漂白剤などを活用するなどの方法があります。
下記で詳しくみてみましょう。
「酸素系漂白剤」につけ置き
酸素系漂白剤は、塩素系よりも漂白力は劣りますが、基本的には繊維を傷めることなく汚れの色素や汚れ自体を落としやすくしてくれます。
また、色柄物の衣服でも使用できる点が大きなポイントです。
衣服自体の色や柄はそのままに、黄ばみや食べこぼしといった汚れだけを落ちやすくすることができます。
さらに除菌・殺菌効果もあるため、梅雨時など湿気の多い時期などによく起こる「生乾き臭」を退治することも可能です。
酸素系漂白剤を使用してつけ置き洗いをする場合は、パッケージやラベルに記載されている、使用方法やつけ置きの推奨時間の指示に従って使用してください。
「重曹」につけ置き
自然由来成分の「重曹」は掃除だけでなく、衣類の汚れを落とすことにも向いています。
重曹は弱アルカリ性のため、酸性の汚れに強いことが特徴です。酸性の汚れとは、皮脂汚れや油汚れ、ジュースやソースなどの汚れです。
さらに、重曹は漂白・消臭・吸湿作用も期待できるため、衣類についたシミを落とすほか、皮脂や食べ物の消臭にも役立ちます。
ただし、衣類の素材によっては重曹が使えない場合もあるので注意しましょう。
重曹が使用できる衣類は、主にポリエステルやナイロンなどの化学繊維が使われた衣類や、水洗いができる衣類です。
反対に使用できない衣類として、シルクやウールなどの天然繊維でできたものが挙げられます。
「塩素系漂白剤(キッチンハイター)」につけ置き
「塩素系漂白剤」は、強い漂白作用を持つ液体タイプの漂白剤です。
花王の「キッチンハイター」が商品名としてよく知られています。
主に綿や麻、ポリエステルやアクリルなどの衣類に使用でき、白物をキレイにしたい時に向いています。
また、強い殺菌作用や除菌効果も期待できるでしょう。
使用上の注意点は、人体にとって有害なガスが発生する可能性があるため、他の漂白剤と混ぜないこと。
加えて使用時には、必ず換気をするようにしましょう。
パッケージやラベルに記載されている使用方法やつけ置きの推奨時間の指示に従い、安全に使用してください。
塩素系漂白剤には強力な漂白効果があるため、色や柄のある衣類だと色落ちしたり、傷んでしまったりする可能性があります。
そのため塩素系漂白剤は、柄物や色物の衣類、金属製のボタンや装飾が付いている衣類には使用できないため要注意です。
部屋干し派には抗菌成分・漂白剤配合の洗剤を
雨の日や花粉の時期はもちろん、日中に洗濯物を干すタイミングが取れない共働きの家庭などでは、夜干しではなく部屋干しが基本というケースも多いでしょう。
そんなユーザーのニーズを受け、最近は各メーカーから「部屋干し洗剤」が販売され、種類も充実しています。
洗濯物を部屋干ししたときに発生する、不快なニオイの主な原因は「汚れ」と「菌」。
そのため、洗濯する段階で、汚れや菌をしっかりと落とすことが大切なのです。
部屋干し洗剤は、衣類の汚れを落とす強い洗浄力があり、通常の洗濯洗剤と比べて除菌成分が多く配合されていることが特徴。
また、漂白剤が含まれている製品も多く、除菌・防カビ・防臭効果が高いため、部屋干しをしても生乾き臭や雑菌の繁殖が抑えられるというわけです。
また、部屋干し用洗剤を謳っている製品は、天日干し・部屋干しどちらでも対応可能。液状も高濃度タイプやジェルタイプなど多種多様なので、洗濯物の傾向に合わせて選ぶとよいでしょう。
保育園児のママにはドラム式洗濯乾燥機もおすすめ
洗濯から乾燥までのすべてを1台に任せられるドラム式洗濯乾燥機。
家事の時短を叶えてくれるため、保育園のお子さんがいるママの強い味方です。
そんなドラム式洗濯乾燥機について、メリット・デメリットをまとめましたのでご紹介します。
ドラム式洗濯乾燥機のメリット
ドラム式洗濯乾燥機を使用することで得られるメリットは、なんといっても時間と手間が節約できる点です。
洗濯と乾燥を一台で完結させることができるため、洗濯機と乾燥機を別々に使用する場合と比べて、作業時間と手間を大幅に節約できます。
そして洗濯機と乾燥機が一体化していて設置スペースもコンパクトに収まるため、狭い場所や住空間が限られている場合はとくに便利です。
さらに最新のドラム式洗濯乾燥機は、省エネルギーで効率的な動作を実現しています。
洗濯と乾燥を組み合わせた一貫したプロセスで、水とエネルギーの使用量を最適化することが可能です。
また、機種によっては多様な洗濯プログラムや乾燥オプションが備わっているものもあります。
たとえば、洗濯と乾燥の時間や温度を細かく調整できる、特定の衣類に最適化されたプログラムが用意されているなどです。
一部の機種ではスマート機能や遠隔操作も可能なので、買い物などの出先でタイミングを見計らって洗濯機を回すこともできます。
スケジュールの選択肢を増やしやすくなるため、お子さんの事情にも柔軟に対応できるようになるでしょう。
ドラム式洗濯乾燥機のデメリット
ドラム式洗濯乾燥機のデメリットとしてよく挙げられるのは、その価格やサイズについてです。
一般的にドラム式洗濯乾燥機は20万円以上する商品が多く、従来の縦型洗濯機と比べると値段が高めな傾向にあります。
さらに本体サイズも縦型洗濯機に比べてかなり大きく、家庭によっては置けない場合も少なくありません。
また、意外と盲点なのがメンテナンスの必要性です。
ドラム式洗濯乾燥機は乾燥機能があるため、フィルターの掃除やドラム内部の清掃などを定期的におこない、機械の性能を確保する必要があります。
性能が維持できていないと、大切な衣類にダメージを与えてしまうことになりかねません。
加えて縦型洗濯機と比較すると振動が床へと伝わりやすい構造となっているため、振動音がうるさいと感じるケースもあるでしょう。
以上のデメリットを踏まえたうえで、自身のニーズや予算に合った洗濯機の導入を検討することがおすすめです。
ラクなやり方を探して育児と家事の両立を楽しもう
保育園ママにとっての「洗濯」とは、子どもが安心して健やかな毎日を送るため欠かせないうえに、手の抜けない家事の一つです。
しかしながら毎日育児に家事、場合によっては仕事も頑張るワーママであったら、さすがにママ自身の健康状態も危ぶまれます。
そして乳幼児期の子どもの成長は過ぎてしまうとあっという間なので、この時期は子どもとの触れ合いや家族の団らんも大事にしたいところ。
洗濯や家事は毎日のことなので、たまには効率よく手を抜くことも大事です。
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